真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『もっと前へ、日々進化 コンシェルジュの仕事道』 (阿部 佳さん 2016年)

2016-11-26 | 読書-現代社会

阿部 佳【著】
価格 ¥1,512(本体¥1,400)
清流出版(2016/10発売)

魔法使いに弟子を育成しろと命じたら、こんな感じか。

前作と同じでは意味がないので、弟子の育成に焦点。
『わたしはコンシェルジュ』(阿部 佳さん 2010年)

第1章 私たちは、「相手の気持ちを読んで行動する」プロ集団

・お客さまひとりひとりの依頼や要望に対して
カスタムメイドの応えを用意します

・新人のときからプロ意識をしっかり根づかせ、
何事にも左右されない、ぶれない自分を築きます

・「何を伝えるか」だけでなく「どう伝えるか」で
お客さまを喜ばせ、満足度をさらに高めます

第2章 現状維持のチームではなく、進化し続けるチームであるために

・まるでひとりの優秀なコンシェルジュが
24時間いるような安定感を目指しています

・常に機嫌がよく、ポジティブな発想ができる
そんな人が集まっているチームこそ上質です

・個々の力を連携させたとき、
その人数分よりずっと大きなチームの力になります

第3章 ホスピタリティがあれば、どんな仕事も質が上がる

・より上質なホスピタリティを提供するためには
接客に携わるプロの力の底上げが欠かせません

・ホスピタリティは接客業のみならず
どんな職業、どんな職場にも必要です

第4章 さまざまな人と人、業種と業種がつながれば、できることが広がる

・ホテルや国の枠も超えてつながっていることが
コンシェルジュの最大の強味です

・日本が観光立国を目指すならば
意識改革と、もっと「つながる」ことが必要です

★第1章に面白い所発見。
相手の思考や気持ちが追いつくように段階を踏む
が、最高!

思考は先回りしていても、会話は先回りをしない。
というわけで。
これは、前日話題に挙げた件そのものではないか。

客商売でも、先取りした会話はいけないのです、というわけ。
いったん足元に戻って、ステップバイステップで、ね。

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