KT境界:
Cretaceous-Tertiary extinction event
PT境界:
Permian-Triassic extinction event
「Terraの科学」by 小出 良幸さん
講義: 4_12 顕生代3:古生代から中生代へ
▼1 古生代と中生代の境界:P-T境界
知りたい!サイエンス
96%の大絶滅―地球史におきた環境大変動
丸岡 照幸【著】
技術評論社
(2010/04/25 出版)
いきなりPT境界では読者の興味を引きにくいということで?、まずはKT境界の復習。
しかる後に本題のPT境界。
アルバレツ(アルバレス)らの論文が出てからの反論と再反論などの概要も要領よく紹介される。
第1章 環境変動と大量絶滅
(地球史と環境変動;大量絶滅イベントとは何か?;生物進化における大量絶滅の役割)
第2章 白亜紀‐第三紀(K‐T)境界の大量絶滅
(隕石衝突と大量絶滅;ハロルド・ユーレイとルイス・アルバレツ;イリジウム濃縮をめぐる議論;隕石衝突仮説;隕石衝突説VS火山説;クレーターはどこに?)
第3章 隕石衝突と環境変動
(隕石が落下すると何が起きるのか?;どのような生物が絶滅したのか?;隕石衝突と「予想」される環境変動;隕石衝突後の塵の生成;同位体比で環境変動を読む;酸性雨;環境変動のまとめ)
第4章 ペルム紀‐トリアス紀(P‐T)境界の大量絶滅
(隕石衝突イベントの周期性と大量絶滅;ペルム紀‐トリアス紀境界で生き残った生物;P‐T境界クレーターをめぐる議論;硫酸酸性雨と生物大量絶滅;超新星爆発説;メタン・ハイドレートの崩壊説;海洋無酸素事変ともうひとつの硫酸酸性雨;絶滅へ向けての負の連鎖)
第5章 過去の大量絶滅イベントと現代の「大量絶滅」との比較
(第6の大量絶滅?;絶滅の「ひどさ」をどう測るのか?;絶滅危惧種の絶滅要因;第6の生物大量絶滅と人類)
「はじめに」の記述が興味深い。
著者が学部時代、「結晶物理学」で宿題にExtraterrestrial Cause for the Cretaceous-Tertiary Extinction論文(2.97MB~重いかも)の邦訳という課題が出た由。
あの論文をきちんと翻訳しようと思ったら、関連事項の知識も要求される筈で、「結晶物理学」というテーマにどのくらい関係があるのかないのか分らないが、20世紀を代表する自然科学上の論文ににじっくり取り組ませた教授は偉い!
96%の大絶滅 - 福井県の蝶
丸"山輝"幸だなんて、別人の名前を案出しないように。
筑波大学 生命環境科学研究科 生命共存科学専攻::教官紹介
丸岡 照幸
季刊「生命誌」59号 - JT生命誌研究館
生物活動の痕跡が示す大量絶滅の真相
The Planetary and Space Science Centre (PASSC), University of New Brunswick
Earth Impact Database:
ラウプとセプコスキの論文にも言及あったので、嬉しくなって貼るものなり。
要旨:
Mass Extinctions in the Marine Fossil Record
本文とも(pdf)
Science 19 March 1982:
Vol. 215 no. 4539 pp. 1501-1503
DOI: 10.1126/science.215.4539.1501
Mass Extinctions in the Marine Fossil Record
DAVID M. RAUP and J. JOHN SEPKOSKI, JR.
University of Chicago
David Raup is the Avery Distinguished Service Professor (emeritus) of Geophysical Sciences, Evolutionary Biology, and The Conceptual Foundations of Science at the University of Chicago.
現在、名誉教授は日系人らしき夫人とともにミシガン湖の島に暮らす由。
じつは過去エントリにもあり
きみはウミユリを知っていたか~『フィールド古生物学―進化の足跡を化石から読み解く』 から話は逸れて…
sweetboy@sonson_2
【地球環境】2700万年周期で繰り返す大量絶滅
P-T境界(ぴーてぃーきょうかい)
P/T境界の大量絶滅
本書中に引用されていたカイパーベルトとオールトの雲の概念図ね。
FIGURE 1. Diagram showing the Kuiper belt and Oort cloud to scale with our planetary system.
上図が掲載されたスターンの2003年論文:
The evolution of comets in the Oort cloud and Kuiper belt (Citations: 16)
S. Alan Stern
Journal: Nature 2003
「周期的な大量絶滅の原因、死の星ネメシス」説を検証
Death Star Off the Hook for Mass Extinctionsという記事の翻訳。
本書に引用されたChicxulub Crater周辺の重力異常・・・。
MIAC
Chicxulub Crater, Mexico, and the Cretaceous - Tertiary boundary
Gravity measurements over the Chicxulub crater
当店URLの由来でもあり、放っておけない(笑)。
MIAC
Impact Craters on Earth
MIAC is a volunteer group of geologists and astronomers which serves as the coordinating body for meteorite and impact reporting and research in Canada. It was formerly the Meteorites and Impacts Advisory Committee to the Canadian Space Agency.
Everything Else in the Solar System
Asteroids
あ”ー興味深いこと
Cretaceous-Tertiary extinction event
PT境界:
Permian-Triassic extinction event
「Terraの科学」by 小出 良幸さん
講義: 4_12 顕生代3:古生代から中生代へ
▼1 古生代と中生代の境界:P-T境界
知りたい!サイエンス
96%の大絶滅―地球史におきた環境大変動
丸岡 照幸【著】
技術評論社
(2010/04/25 出版)
いきなりPT境界では読者の興味を引きにくいということで?、まずはKT境界の復習。
しかる後に本題のPT境界。
アルバレツ(アルバレス)らの論文が出てからの反論と再反論などの概要も要領よく紹介される。
第1章 環境変動と大量絶滅
(地球史と環境変動;大量絶滅イベントとは何か?;生物進化における大量絶滅の役割)
第2章 白亜紀‐第三紀(K‐T)境界の大量絶滅
(隕石衝突と大量絶滅;ハロルド・ユーレイとルイス・アルバレツ;イリジウム濃縮をめぐる議論;隕石衝突仮説;隕石衝突説VS火山説;クレーターはどこに?)
第3章 隕石衝突と環境変動
(隕石が落下すると何が起きるのか?;どのような生物が絶滅したのか?;隕石衝突と「予想」される環境変動;隕石衝突後の塵の生成;同位体比で環境変動を読む;酸性雨;環境変動のまとめ)
第4章 ペルム紀‐トリアス紀(P‐T)境界の大量絶滅
(隕石衝突イベントの周期性と大量絶滅;ペルム紀‐トリアス紀境界で生き残った生物;P‐T境界クレーターをめぐる議論;硫酸酸性雨と生物大量絶滅;超新星爆発説;メタン・ハイドレートの崩壊説;海洋無酸素事変ともうひとつの硫酸酸性雨;絶滅へ向けての負の連鎖)
第5章 過去の大量絶滅イベントと現代の「大量絶滅」との比較
(第6の大量絶滅?;絶滅の「ひどさ」をどう測るのか?;絶滅危惧種の絶滅要因;第6の生物大量絶滅と人類)
「はじめに」の記述が興味深い。
著者が学部時代、「結晶物理学」で宿題にExtraterrestrial Cause for the Cretaceous-Tertiary Extinction論文(2.97MB~重いかも)の邦訳という課題が出た由。
あの論文をきちんと翻訳しようと思ったら、関連事項の知識も要求される筈で、「結晶物理学」というテーマにどのくらい関係があるのかないのか分らないが、20世紀を代表する自然科学上の論文ににじっくり取り組ませた教授は偉い!
96%の大絶滅 - 福井県の蝶
丸"山輝"幸だなんて、別人の名前を案出しないように。
筑波大学 生命環境科学研究科 生命共存科学専攻::教官紹介
丸岡 照幸
季刊「生命誌」59号 - JT生命誌研究館
生物活動の痕跡が示す大量絶滅の真相
The Planetary and Space Science Centre (PASSC), University of New Brunswick
Earth Impact Database:
ラウプとセプコスキの論文にも言及あったので、嬉しくなって貼るものなり。
要旨:
Mass Extinctions in the Marine Fossil Record
本文とも(pdf)
Science 19 March 1982:
Vol. 215 no. 4539 pp. 1501-1503
DOI: 10.1126/science.215.4539.1501
Mass Extinctions in the Marine Fossil Record
DAVID M. RAUP and J. JOHN SEPKOSKI, JR.
University of Chicago
David Raup is the Avery Distinguished Service Professor (emeritus) of Geophysical Sciences, Evolutionary Biology, and The Conceptual Foundations of Science at the University of Chicago.
現在、名誉教授は日系人らしき夫人とともにミシガン湖の島に暮らす由。
じつは過去エントリにもあり
きみはウミユリを知っていたか~『フィールド古生物学―進化の足跡を化石から読み解く』 から話は逸れて…
sweetboy@sonson_2
【地球環境】2700万年周期で繰り返す大量絶滅
P-T境界(ぴーてぃーきょうかい)
P/T境界の大量絶滅
本書中に引用されていたカイパーベルトとオールトの雲の概念図ね。
FIGURE 1. Diagram showing the Kuiper belt and Oort cloud to scale with our planetary system.
上図が掲載されたスターンの2003年論文:
The evolution of comets in the Oort cloud and Kuiper belt (Citations: 16)
S. Alan Stern
Journal: Nature 2003
「周期的な大量絶滅の原因、死の星ネメシス」説を検証
Death Star Off the Hook for Mass Extinctionsという記事の翻訳。
本書に引用されたChicxulub Crater周辺の重力異常・・・。
MIAC
Chicxulub Crater, Mexico, and the Cretaceous - Tertiary boundary
Gravity measurements over the Chicxulub crater
当店URLの由来でもあり、放っておけない(笑)。
MIAC
Impact Craters on Earth
MIAC is a volunteer group of geologists and astronomers which serves as the coordinating body for meteorite and impact reporting and research in Canada. It was formerly the Meteorites and Impacts Advisory Committee to the Canadian Space Agency.
Everything Else in the Solar System
Asteroids
あ”ー興味深いこと