真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

「選択」編集部【編】『日本の聖域(サンクチュアリ)』

2011-01-01 | 読書-現代社会
「選択」は15年間ほど取っていたっけ?
止めちまっただよ、うんと昔に。

日本の聖域(サンクチュアリ)
「選択」編集部【編】
新潮社 (2010/04/25 出版)

選択編集部
ご好評いただいております単行本「日本の聖域(サンクチュアリ)」(「選択」編集部編、新潮社刊)ですが、6月4日に3刷が決定いたしました
そりゃよござんした。

[掲載]週刊朝日2010年7月16日号 [評者]永江朗

MSN産経ニュース2010.5.23
「雑誌ジャーナリズムの意地をみせている」ですって。
そりゃよござんした。

「選択」編集部日本の聖域(サンクチュアリ): 週刊気になるフレーズ

本読みの記録
仕分け対象にもならない日本の大悪:日本の聖域(サンクチュアリ) [社会]
「どちらかというと学生さんよりも、社会の第一線でばりばりやっている人向けの一冊」ですって。
それはそうでございましょう。学生さんが読んでしまいますと、どういうことになるか、心配だわね。

[牧野洋の「ジャーナリズムは死んだか」]
大量破壊兵器からウィキリークスへ  匿名報道は「無責任報道」と紙一重実名報道こそがでっち上げを排除する

ニューヨーク・タイムズ記事との違いに学ぶ 日本の「匿名報道」に信頼性はあるのか
「日本語ではともかく、英語では情報の出所が欠けていると記事として成立しない」
「関係者によると」などアメリカではタブー


匿名記事の優位性を強調してやまない「選択」だが、正にそのことが微妙なのだよねえ。
記事を書いているのが、大新聞社の記者(ナントカ委員だのという肩書をもつ上級記者を含む)だったりするわけで、「新聞にそんなことまで書けるわけないだろが」というわけで「選択」のような雑誌がその情報を拾う。そして披露する。
制度疲労の膿のようなもんじゃねえか。

記者クラブ制度に守られて伝統芸能的な無署名の無責任記事で本業をこなし、アルバイトで小出しに真相をご披露するのが吉だと?日本の「ジャーナリスト」さんたちは。
伝統芸能というよりも、学芸会かな。

政府側がホームルームだからちょうどいいか。
あほらし。

…がっちり保護された記者クラブという繭に薄着で挑んだ男の記録は、明日ね!

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