真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

第二次大戦、諜報戦秘史 岡部伸著 (2021/09発売)

2022-04-06 | 読書-歴史
第二次大戦、諜報戦秘史 | 岡部伸著 | 書籍 | PHP研究所

目次
第1章 「007」が予告していた真珠湾攻撃
第2章 シンガポールを陥落させた南方のインテリジェンス
第3章 インパール作戦、チャンドラ・ボースの知られざる足跡
第4章 日本を破滅から救った中立国からの二つの緊急電報
第5章 「ヤルタ密約」をつかんだ日本人情報士官の戦い
第6章 共産主義者に操られた陸軍親ソ派の「敗戦革命」
第7章 千島列島は「引き渡される」としたスターリンの深慮遠謀
第8章 一人のカナダ人外交官をめぐるソ連の国際的謀略
第9章 対日政策で共産主義者と連携したGHQ

研究と言われても?
まあ、ジャーナリストの手になるものだからね。

【書評】『第二次大戦、諜報戦秘史』岡部伸著 日本の高い能力を明らかに
庄司潤一郎さん評

『第二次大戦、諜報戦秘史』|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター

日本陸軍は、ドイツ人に騙されていただけでなく、ロシア人(ソ連)にもずいぶんと騙されていた。
数十年後にもまだ、ロシア人に簡単に騙された政府トップが居たことは残念至極。

ロシアのウクライナ侵略で、WWⅡ後の米軍主体の日本占領が優しいものだったという理解を少なくない日本人が持っていることが分かった。
まあ、ソ連に占領されていたよりも、ということはあるが、占領期を一括りにはできないのだよね。
本書にも記述されているが、占領初期はGHQ内で容共派が無視できない勢力を持っていて、色々あったのだがね。
当時活躍した人たちはもう現役を、ばかりかこの世を退いているので、「本当はこうだったんだ」との理解を共有したいところ。
でも、妙な陰謀論が広まったりしかねないし、難しいこところではあろうな。

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