真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

東方の2博士と西方の1博士によるノーベル賞記念講演をWebで見る

2008-12-11 | 世間
南部博士の代理講演者は南方から:Giovanni Jona-Lasinio先生
Nambu-Jona-Lasinio modelというのがあるのだそうで、そのくらいご縁の深い方らしい。(伊東 乾氏によると、イタリアでは、賞がイタリアに来るはずだったのに!という声もあった由…)

東方の2博士
小林さん:Nobel Lecture by Makoto Kobayashi (31 minutes)
たしかに、日本人の名前が沢山でてくる、ということだけはわかった。
坂田昌一・戸塚洋二の両氏は、スライド中に写真も掲載されて強調されていた。
南面堂はギリシャ文字が出てくるだけで降参です...

20081010ノーベル騒動?をちょっと離れて考える

益川さん:Nobel Lecture by Toshihide Maskawa (37 minutes)
The lecture was delivered in Japanese.というわけで、スライドはその英訳。

化学賞、下村さん(西方から):Nobel Lecture by Osamu Shimomura (29 minutes)
スライドには、原爆投下後の長崎医専跡の写真(原爆投下前のB29を見た由)、恩師たちの写真等々とともに、家族総動員のクラゲ採取隊、フランク・ジョンソン博士製作のクラゲ切断器(肉屋さんなどの円形の刃のついたカッターを改造?)の図解と使用中の写真等々、‘亀の甲’のわからない我らにも興味深く聞けました。
クラゲ採取隊の写真は新聞にも掲載されたヤツね。
20081009毎夏、お父さんのくらげ採りに付き合わされた少年は

まあとりあえず、
fluorescent/fluorescence
luminescent/luminescence
luciferin
あたりを押さえておけば、何の話をしているのかくらいは、雰囲気でわかる?

いずれも30年という言葉が出たな。
小林益川組は、理屈では解決(説明がつくようになった)してから30年経って、実験家らによって理論の正しさが証明されたし、GFPもなんの役に立つのか30年わからなかったそうで、近年実用化への道が開けたので受賞に至ったという訳だよね。

関連の検索結果から(「名古屋モデル」で検索したら、「名古屋のモデル事務所なら」ばかりが出てきてしまったので、「素粒子」なんかを付け加えてみたのよ):
第7回 坂田・早川記念レクチャー 記念講演会
名古屋大学大学院理学研究科・名古屋市科学館共催
名古屋大学 グローバルCOEプログラム「宇宙基礎原理の探求」特別共催
nagoya-u/sakata-hayakawa/「幻のノーベル賞 チャーム粒子の発見」
丹生潔氏(名古屋大学名誉教授)のX 粒子の発見は、上記小林博士の受賞講演の中でも言及されていたな。

日経サイエンス2009年1月号
ノーベル賞記念連載 小林・益川理論とBファクトリー(第1回)
6元モデルへの道

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« きみはノンタンを知っていた... | トップ | 9月に亡くなった往年の大テレ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

世間」カテゴリの最新記事