故村田良平氏の著作を漁るシリーズ。
なぜ外務省はダメになったか―甦れ、日本外交
村田 良平【著】
扶桑社 (2002/08/10 出版)
第1部 外務省改革論(日本は普通の国ではない;外交にみる日本の特異性;外交とは何か;理想の外交官 ほか)
第2部 特別鼎談・甦れ!日本外務省(失速続ける日本外交;ハンディキャップ国家論の弊害;ODAのあり方;対中ODA・対中外交の見直し ほか)
村田, 良平(1929-)
田久保, 忠衛(1933-)
古森, 義久(1941-)
早速買い求めてざっと読んだところ、実名で批判されているのは↓の4人でした
(鼎談相手の田久保、古森両氏は、さらに多くの外務官僚を実名を挙げて批判していましたが。)
えーと、どんな時期だったのか、という点を確認しながらでないと、なかなか。
歴代外務大臣
日本外交の危機を立て直せ 村田 良平氏
ドイツ語遣いの後輩、城内 実議員
旧制高校の教育を受けた最後の世代、真のエリート。
その村田氏が、ここまで言わざるを得なかったという外務省の腐りぶり。
外務省改革
今こそチャイナスクール問題を 大胆な外務省改革に向けての一試案
(産経新聞朝刊「正論」2002年7月1日掲載)岡崎久彦
「佐藤電報」を巻末に掲載。
佐藤尚武ソ連大使から東郷茂徳外相への電報
1945年7月20日
佐藤 尚武
1882(明治15)年10月30日生
1971(昭和46)年12月18日没
以前、イラク戦争開戦に際しての某大使の意見具申を、「無茶な」というニュアンスで捉えた記述をしたが、あの方ももしかして「佐藤電報」を意識してのものだったのかも知れないな。
受けた方の人物が小さすぎたため、退職勧奨(強要?)という手に出たのか・・・。
著者が日本財団の執務室にその写真を掲げていたという、反ヒトラー派の将軍:ヘニング・フォン・トレスコウ
『ある人の価値は、自己の信念のためには生命をも投げうつ用意があるか否かで定まる』
トレスコウの遺言の末尾であった由。
「田中(真紀子)氏、鈴木(宗男)氏、加藤(紘一)氏、辻元氏等の政治家達は多分、このトレスコウの覚悟の百八十度逆の極点で生きてきた人々であろう。」と著者。
若い人々へ訴える、という第1部の末尾でここまで書かなければいけなかったのか。
本書の閣筆の2002年7月19日をもって外務省顧問を辞職したという著者、よほどのことだわね。
年齢的にもそろそろ、だったのかもしれないが、そこはそれ・・・。
ところで、その後チャイナスクール問題はどうなっているの?
究極のポストに民間人なんかを据えられてしまったので、拗ねてるの?
駄目よ、拗ねてたりしたら。
こども大臣だといっても、ちゃんと振付けてあげないと駄目よ。
「お子様ランチ」でウケけてる場合じゃないだろが。
天国の先輩に恥ずかしいという感覚はないのかね。
え?ないって?
これらは読む価値ありと思う件:
烏賀陽 弘道さん
新聞、テレビはツイッターの速報に追いつけない尖閣ビデオ流出があぶり出した大メディアの権威崩壊
タナカ(仮称)さん
「情報クーデター」で存在価値が失墜した民主党
なぜ外務省はダメになったか―甦れ、日本外交
村田 良平【著】
扶桑社 (2002/08/10 出版)
第1部 外務省改革論(日本は普通の国ではない;外交にみる日本の特異性;外交とは何か;理想の外交官 ほか)
第2部 特別鼎談・甦れ!日本外務省(失速続ける日本外交;ハンディキャップ国家論の弊害;ODAのあり方;対中ODA・対中外交の見直し ほか)
村田, 良平(1929-)
田久保, 忠衛(1933-)
古森, 義久(1941-)
早速買い求めてざっと読んだところ、実名で批判されているのは↓の4人でした
(鼎談相手の田久保、古森両氏は、さらに多くの外務官僚を実名を挙げて批判していましたが。)
えーと、どんな時期だったのか、という点を確認しながらでないと、なかなか。
歴代外務大臣
日本外交の危機を立て直せ 村田 良平氏
ドイツ語遣いの後輩、城内 実議員
旧制高校の教育を受けた最後の世代、真のエリート。
その村田氏が、ここまで言わざるを得なかったという外務省の腐りぶり。
外務省改革
今こそチャイナスクール問題を 大胆な外務省改革に向けての一試案
(産経新聞朝刊「正論」2002年7月1日掲載)岡崎久彦
「佐藤電報」を巻末に掲載。
佐藤尚武ソ連大使から東郷茂徳外相への電報
1945年7月20日
佐藤 尚武
1882(明治15)年10月30日生
1971(昭和46)年12月18日没
以前、イラク戦争開戦に際しての某大使の意見具申を、「無茶な」というニュアンスで捉えた記述をしたが、あの方ももしかして「佐藤電報」を意識してのものだったのかも知れないな。
受けた方の人物が小さすぎたため、退職勧奨(強要?)という手に出たのか・・・。
著者が日本財団の執務室にその写真を掲げていたという、反ヒトラー派の将軍:ヘニング・フォン・トレスコウ
『ある人の価値は、自己の信念のためには生命をも投げうつ用意があるか否かで定まる』
トレスコウの遺言の末尾であった由。
「田中(真紀子)氏、鈴木(宗男)氏、加藤(紘一)氏、辻元氏等の政治家達は多分、このトレスコウの覚悟の百八十度逆の極点で生きてきた人々であろう。」と著者。
若い人々へ訴える、という第1部の末尾でここまで書かなければいけなかったのか。
本書の閣筆の2002年7月19日をもって外務省顧問を辞職したという著者、よほどのことだわね。
年齢的にもそろそろ、だったのかもしれないが、そこはそれ・・・。
ところで、その後チャイナスクール問題はどうなっているの?
究極のポストに民間人なんかを据えられてしまったので、拗ねてるの?
駄目よ、拗ねてたりしたら。
こども大臣だといっても、ちゃんと振付けてあげないと駄目よ。
「お子様ランチ」でウケけてる場合じゃないだろが。
天国の先輩に恥ずかしいという感覚はないのかね。
え?ないって?
これらは読む価値ありと思う件:
烏賀陽 弘道さん
新聞、テレビはツイッターの速報に追いつけない尖閣ビデオ流出があぶり出した大メディアの権威崩壊
タナカ(仮称)さん
「情報クーデター」で存在価値が失墜した民主党