真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『まさかの墜落』~てか、すべての飛行機事故は「まさか」なんでは、というものの…いたちごっこは続く

2009-12-27 | 読書-現代社会
『まさかの墜落』
加藤 寛一郎【著】
大和書房 (2007/06/25 出版)
‘あり得ない爆発、パイロットの異常行動など、これまでとは違う事故の真相が明らかに!この一〇年間に起きた主要航空機事故一八件を解説する。’

「新しい事故の流れが始まった」
航空機事故の大権威が最近の不可解な(当初は不可解だった)飛行機事故に迫る・・・。

多くの犠牲者の霊に報いるべく、ありがちな事故の原因をつぶすような各種機器などを導入してきたので、航空機運航の安全性は大幅に向上しているはずなのに、「ありえねえ!」事故の種は尽きまじ・・・、というわけか。
いたちごっこ。

事故報告書やそれを紹介した専門誌等の記事を分析・解説するいつもの調子。
生硬な?工学・技術系報告書のトーンを生かした表記がミソ?

「機長が操縦する(ルビで‘フライング’)パイロット、副操縦士が操縦しない(同、‘ノンフライング’)パイロットであった」という類の記載が頻出する。
要するに「その時操縦していたのは(2人のうちの)機長であった」という意味でしょ。

「ドーダ、すごいだろ。専門家が読む書類はこんな感じに書いてあるんだぞ」?
え?これがファンにはたまらないのよ、って?
そうですか・・・。

ノンフライnon_fryでこっちを思い出したヒトは、いないか。
綴り違いだし、それはないか(笑)。

横風の場合の着陸の要領の話、動画で見るとわかりやすい。
クラブ=カニさん飛び?から滑走路に正対させるところがたいそう微妙な技を求めるのでしょうな。
youtube/横風着陸集

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