番組：「戦場の真心チムグクル～沖縄を救った日系人～」 トーマス・比嘉太郎の活躍

ＢＳ１スペシャル「戦場の真心チムグクル～沖縄を救った日系人～」

【沖縄】中江裕司監督が沖縄戦で地元住民を救った米軍日系通訳兵のドキュメンタリーを制作

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この説明が大変よくまとまっている：
研究課題 日米の文化的仲介者としての帰米二世－比嘉太郎のライフヒストリーを事例に－
「本研究は、移民が郷里と定住先で果たした社会的貢献について比嘉太郎(Thomas Taro Higa)(1916-1984)を事例に調査し検証するものである。

研究対象とする比嘉太郎は、沖縄系移民の二世で沖縄、大阪、ハワイを往還した「帰米二世」の県系人である。戦時中は日系部隊の第100大隊でヨーロッパ戦線に赴き負傷しながらも、帰還した後に戦地と化した沖縄派遣に志願した。
洞窟に身を潜める沖縄県民に沖縄方言で呼びかけ多くの人命を救い、戦後は沖縄救援運動や日系人権利復興運動で活躍した経歴をもつ。

その貢献度の高さから沖縄ではよく知られた人物であり、本人による著作や映画の制作もあるが、比嘉太郎に関する学術的な研究は限られている。本研究では、沖縄県公文書館に所蔵されている比嘉太郎文書とUCLA図書館のJARP(Japanese American Research Collection)所蔵のオーラルヒストリーを活用し、二つの異なる文化の橋渡し役を果たしたトーマス比嘉太郎を通じて、移民と郷里の紐帯をマクロ、メゾ、ミクロの複合的な観点から明らかにした。」
というわけでした。