真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

昭和の銀行マン、『銀行窓口の向こう側』のずっと向こう側

2009-01-14 | 読書-現代社会
『銀行窓口の向こう側 あなたは銀行と銀行員のこと、どれだけ知ってますか?』
神保広記(本名・寺田欣司)/著
出版年月 2007年12月
著者略歴の「某学園理事長」とは?

突然ですが、武蔵野東学園のサイト
理事長プロフィール は一読に値する!
現職に至る経緯が著者の人物を物語る、と思う。

平成元年まで現役の銀行マンだった方が、平成19年に当時のことを書く、という趣。暴露系ではなく“銀行の内側が覗ける「実話」42”を著すとすれば、このくらいの時間の経過が必要だということか。

昔は良心的な銀行マンに当たればこういうこともあったんですね、ということがわかった。
今ぁ?さあねえ。いろいろ変わったからねえ。

むかーし、若手だった頃(昭和の御世ね)、某銀行某支店の若手有志のスキーツアーにご一緒させていただいたことがあったな(遠い目)。その節は失礼しました(笑)。

基本的な漢字の変換ミスが散見された。それはどうでもいいとして、ほかに、「MOF探」という表現が繰り返されていたのが奇妙。
内容はこのことらしい:wiki/MOF担
yomiuri/MOF担とは2004年10月7日
探るからというニュアンスなのか、あれだけ連呼されると「主張」だと捉えるほかはない。
事務処理方面などにおいて、同じ処理でも銀行によって呼称が異なるという例はある(と聞く)。合併の際にどちらに統一するのか等々の話題があったと記憶する。
対官庁方面の通称(まさかそのものズバリの辞令が出ていたわけではなかろ)でも、著者の在籍していた‘ほのぼの銀行’~作品中の仮名(笑)、ではそのように称していたのだろうか。
または、‘ほのぼの銀行’のように仮名とするため意図的に別の漢字を?

続編も出ているらしい 『もっと知りたい銀行窓口の向こう側 銀行員のことを理解すれば、もう交渉事はコワくない!』
神保広記(本名・寺田欣司)【著】
扶桑社 (2008/08/30 出版)
読んでみようかな。
図書館の予約枠が一杯なもんで、そのうちね。


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