真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『重光葵連合軍に最も恐れられた男』 (福冨 健一さん 2011年)

2013-08-03 | 読書-歴史
重光葵連合軍に最も恐れられた男
福冨 健一【著】
価格 \1,785(税込)
講談社
(2011/08発売)

書評「重光葵 連合軍に最も恐れられた男」 宮崎正弘 | 杜父魚文庫ブログ

『重光 葵 連合軍に最も恐れられた男』 新刊書評:PRESIDENT Online

【福冨健一】東條由布子さんを偲んで[桜H25/2/18]

魂の外交官 重光葵に帰れ―吉田ドクトリンから重光ドクトリンへ(福冨健一氏)

Battle of Britainを駐英大使として観察した重光の感想。
イギリスの空の守りは固かった。英空軍はやられても飛び出した。万歳を唱えるのでもなく、決死隊と名づけるのでもなく、隣家にお茶でも飲みに行くように小さな飛行機は突っ込んで行った。その効果はだんだん大きくなった。(p192)

行ってみたい!
重光葵記念館

外務省: 国際連合第十一総会における重光外務大臣の演説 昭和31年12月18日

例によって重箱の隅の隅。
第1次世界大戦に参戦した日本海軍(地中海で船団護衛任務)の犠牲者のことを「殉死」と記載しているが、言葉の使い方を誤っている。
読者をぎょっとさせる。

殉職? 戦死? KIA? 事故死や病死なども含むであろうからな。戦没かな。
すくなくとも「殉死」ではないな。乃木大将じゃないんだから。

第一次世界大戦下の日本 海軍の船団護衛参加

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