休暇に行けませんでした

昨日から我が家は義父母と一緒に休暇でサルデーニャへ行く予定でした。
サクルカにとっては初めて、私とマルツェルとネルカにとっては３年越しのバカンスです。ネルカが初めてバカンスに行ったのは３年前のトルコ、ちょうど今のサクルカぐらいのときでした。


毎晩ホテルであったミニディスコ（子供用ディスコ）でステージに上がったものの凍りついてしまったネルカ

今でもその時のことは強烈に記憶に残っているようで、それから３年、ほぼ毎日のようにバカンスごっこをしていました。スーツケースに荷物を詰めて飛行機に乗る遊びや、タオルを敷いてビーチで日光浴する遊び、ミニディスコで踊った踊りを踊ったり、「いつになったらまた行けるの？」「サクルカがもう少し大きくなったらね」と何度も何度も話しました。

そして今回やっと行けると思ったのに、サクルカ、まさかの発熱です。
比較的健康優良児の我が家の子たち、サクルカはこれまで熱を出したのはたったの一度、２カ月前の母の日（マルツェル出張中）のみです。それが出発４日前に発熱。原因は歯。奥歯４本と横の歯１本、計５本の歯が一気に出てきているということでした。丸３日３９度５分の熱が続き、それでも歯が原因なら２～３日で治まるので様子を見て…と医者と話していたのですが、血液検査で腎盂炎の疑いが出てしまいました。私とサクルカは留守番、変われるものなら変わってあげたいと泣く義母、もうバカンス気分でもないし、行きたくないというマルツェルに「ネルカのため」と泣く泣く４人だけで行ってもらいました。

はぁ、仕方のないことだけれど病気ではなく歯が生えることが原因でこんな事態になってしまい、サクルカにネルカのような初めてのバカンスを経験させてあげられなかったこと、そして家族全員、みんな揃って行くことを楽しみにしていたのにこんな形のバカンスになってしまったこと、そして私も行きたかったなぁと残念です。

マルツェルとネルカの荷物の準備、そして私とサクルカの入院の準備、さらにもし検査結果が良ければ行けると出発当日の朝まで言われていたので私とサクルカも行ける場合のバカンスの荷物…と何通りものスーツケースを準備して、何度も血液検査や尿検査、エコーに点滴で病院に通い、怒涛のような４日間を過ごしました。

そんな大騒がせだったサクルカ、私とマルツェルが思った通り、昨日の朝熱が下がって以来もう熱もなく、ケロッとして遊んでいます。だから余計に悔やまれるのだけれど、でも仕方ない。高熱が直前まで続いたことは事実だものゆっくり休ませてあげないといけませんね。せめてもの救いはサクルカはバカンスに行く予定だったことなどつゆ知らず、今日もいつもと変わらず幸せそうに家で遊んでいることです。

来年は家族みんなで行けますように。

サルデーニャ、どんなところだったんでしょうね。家族が帰ってから写真を見るのが楽しみです。

そして私は家族が留守のこれを機会にサクルカの卒乳してしまおうかな。