先週1週間、マルツェルのご両親も一緒に休暇でトルコへ行って来た。
プライベートビーチ・プール付きのホテルで一週間。
朝起きて朝食を済ませたらビーチへ、お昼になったらホテルに戻りシャワーを浴びて昼食、ネラが昼寝をしている間に私は読書、起きたところで軽食をとりまたビーチへ。7時ごろに部屋に戻りシャワーを浴びてホテル内レストランで食事をし、これまたホテル内の屋外劇場で毎晩行われている子供向けミニディスコへ。それが終わったところでネラを寝かしつけ(義母にネラをみていてもらい)、私たちは大人向けのショーを見にまた劇場へと戻る。滞在期間中、日々この繰り返し。
二度ほど買い物をしにホテルの外へ出た以外ホテルから外へ出ることもなく、日本の夏を思わせるような蒸し暑さと、一日5回スピーカーから流れてくる祈りの声のみが日本でもヨーロッパでもないエキゾチックなところへ来ていることを気付かせるのみ。
旅行と言えば観光。自分で計画を立て、歩き、現地の生活を少しでも肌で感じることが旅の醍醐味と信じていた私はこれまでどこかに行き何もしないというのをしたことがなかった。
正直、今回のバカンスも退屈するものだろうと内心思ってでかけた。
でも結果、旅行とバカンスは別物。
これほどのんびりできるものはバカンス以外にはないのではないか。そう思えばバカンスもちっとも悪くない。
料理、掃除等家事を一切する必要はなく、決まっているのは食事の時間とショーの時間のみで後は好きなときに好きなことをすれば良い。
ネラは朝から晩まで大好きな水遊び(海は怖くてたまらなく、怖がることなく入れたのはようやく最終日になってからだけなのだけど…)に砂遊び。大人4人が常についているので私の負担は減るし、ネラも満足。
唯一問題だったのが、3~4日でネラがホテルの食事に飽きてしまい、最終日に至っては口にするのはクロワッサンとチョコレートケーキと生クリームとフルーツのみ。大嫌いだったジュースとジャムまでも好きになった。甘いもののオンパレード。あともう1日長く滞在したら一体何をあげたら良いのかわからなくなっただろう。
好きなことのみ毎日すれば良い上に、大人が4人もついているものだからネラは甘ったれに更に磨きをかけた。
それでも一方で毎日一日中外遊びで肌は日に焼け、バケツ一杯の水を運び、スコップで砂浜に穴を掘り、手足はたくましく成長し、ミニディスコで大きな子供たちに混じって踊った後の顔は誇らしげで大人びて見えた。
一週間で良くも悪くも沢山のことを学んだよう。
黄色いパラソルが並ぶところが私たちホテルのビーチ
真っ赤にならないか、マルツェルの肌ばかり気にしていたのだけど、どうやら私がお日様アレルギーにでもなったか、身体に蕁麻疹のようなものが突然現れるようになってしまったのだけれど、それでもシーフードを堪能し、数年ぶりに読書をし、久々にベッドに横になっても波にゆられるあの心地よさを味わい、とても良い休暇だった。
私の密かな目標は毎年「これまでで一番良い休暇だった!」と帰ってくるなり言う義母に今年も「これまでで一番良い休暇だった!」と言わせることだ。
今年はどうかな。義母、ポプラドに帰って友人たちにそう言うだろうか。
始めてミニディスコへ行った日。
自らステージに上がりたいと言って上がったものの、周りの子供たちについて行けず、凍りついてしまった。
それでも毎日ネラの意志でステージに上がり、最終日にはみんなの真似をしながら何となく踊れるようになった。
Dedko a Babka,
Vela maccky boli v Turecku.
Kazdy den chodili sme do mora a hrala sa som s vodu a piesocek cely den.
A vecer boli sme na Mini Disko. To bolo perfektne!
Aj doma pozeram videa a tancovam.
Nelinka
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おじいちゃん、おばあちゃんへ
トルコにはネコがいっぱいいたよ。
まいにち海に行ってお水とお砂で一日中遊んだよ。
夜はミニディスコに行ったよ。ミニディスコ最高!
お家でもビデオを見ながら踊ってるんだ。
ネラより
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