竹の子の時期になりました。
夫は毎年張り切って採って、皆さんにお裾分けするのが恒例でした。
昨年は体調が悪く一度も掘りに行けず・・・
今年は息子を連れて掘りに行くことができました
(夫が探して息子が掘ったのでちょっと形が崩れてます)
【昨年の今日】
2018年4月23日 1回目 キイトルーダを投与
あれから1年が経ちました、、、
竹の子堀りに行くなんて… 桜も見れないと思ってた…
2018年4月18日の主治医の説明
肺腺癌(非小細胞癌)
肺内、腹膜、リンパ節、骨転移、脳転移
手術や放射線は困難、治療は抗癌剤
遺伝子変異:EGFR:ALK:ROSI・・・陰性
免疫:PD-L1・・・高発現
夫のPET画像を見て私の時(乳がん発覚の画像)との違いに
愕然としました・・・
当初は主治医の提案で治験に参加する予定でしたが
あまりにも進行が早く審査まで待てません。
しかしながら、、、
「免疫:PD-L1・・・高発現」により
ファーストライン(1次治療)で使える免疫チェックポイント阻害剤
「キイトルーダ」(一般名ペムブロリズマブ)投与となりました。
(このペムブロリズマブを初回で使用できるのは、
治療前の組織検査でPD-L1というがん細胞の表面に現れる
たんぱくが、50%以上と大量に現れている人に限られる)
この薬が適応ならば、最初に従来型抗がん剤による強烈な副作用の
洗礼を受ける必要はなくなったのです。
ノーベル賞受賞の本庶佑さんが「PD-1」という物質の発見という
功績により夫は恩恵を受けることができました
キイトルーダは1回200mg,30分かけて3週間間隔で点滴静注
外来で受けられます。
抗がん剤に比べると、副作用は少ないと言われていますが
一方で、頻度が低いながら命に関わる副作用があります。
免疫チェックポイント阻害薬により、免疫力の過剰な増強が行われ、
その結果、自分の正常な細胞を攻撃してしまうという副作用です。
それが、命に関わるのです。
キイトルーダ投与8日目(2018/5/1)
重篤な副作用の洗礼が待っていました!!