置かれた場所で咲く

教育のこと、道徳のこと、音楽のこと、書籍のこと、つれづれ、あれこれ

子どもの世界を垣間見る

2023-03-17 22:25:19 | 子ども観
子どもと関わってると、ふと「その子がわたしの世界に入ろうとする瞬間」を感じることがある。
 同時に、その子の世界を開いてわたしを招き入れてくれる。

 無理にこじ開けるでもなく、呼吸のように、ごく自然に入ってくるんだ 。

こういうときって大抵、その前にトラブルが発生してて、その子の困り感が高めのとき。

 「手の内に入る」って言い方をする人もいるかもだけど、 「呼吸が合う瞬間」って捉えたい。

 2ヶ月半、特支の子たちと関わらせてもらって、それを切に感じた。

子どもでも大人でも、ちらっと見える「その人の世界」を覗いたり、ちょっとだけ入れてもらったりすることが、単純に嬉しい。 

自分だけでは絶対見えない相手の世界、それを慈しんで面白がれる人になりたいな。

綴り続けることの力

2023-03-16 23:52:05 | 日記
久しぶりにブログを開きました。
育休明けて復帰してから2ヶ月半。
あっという間に令和4年度が終わります。
(実際2ヶ月半しか働いてないんだけど)

学生からから教員3年目まで、わたしは「綴る」ことをとても大切にしてきました。

思いを綴る

願いを綴る

問いを綴る

今見えている世界を綴る

短くても、これから意識して綴っていこうと思います。

誰のためでもない

わたしがわたしであるために

今日の一番の気づきは「人は誰もが自分を受け止めてもらいたいと願っている」こと。

子どもが語らなくても、欲するところ、安んずるところまで見抜ける人もいる。

子どもが語っていても、その言葉に耳を傾けずに自分が語りたいことを語り続ける人もいる。

今日それを、目の当たりにしました。

語っているのに、受け止める気もない。
自戒として、記します。

毎日遅刻してくる子がいます。
その子は2つ上の兄姉の子どもの面倒を見て
親の代わりに家事を担い
毎日学校に来ている。

「遅刻」だけ見たら、良くない子なのかもしれません。
でもわたしは、その事実を知って以来
その子に「遅刻しないでおいで」って言えません。

子どもの面倒と家事を子どもがこなす
どれだけ大変なんだろう
どれだけ自分の時間を割いて、家族に使っているのだろう
自分の時間がほしくないわけない

だから、今日は「相手を大事にしてることってすごく素敵なこと。
同じくらい、自分も大切にしてね。早めに寝るんだよ。」って伝えた。

明日1校時、クラスの子たちとのグループ発表があるから、遅刻するわけにいかないって。
迷惑かけたくないからって。
どんだけ相手意識高いんだ。

盛ってるんじゃない?って思う人もいるかもだけど

そうだとしても、わたしはその子の世界にとことん寄り添いたい

明日、その子にとってもよい日となりますように。

読んでくださったあなたにとっても、よい日となりますように。

いつの日か、共に笑い合える日まで

2020-04-15 17:29:34 | 日記
やはり、子どもがいると更新するのはなかなか難しいですね。
ようやく緊急事態宣言が出て一週間。
わたしが住む町は範囲外ですが、友達にも会わずに細々と生活しています。
子どもを連れて公園に行くのは午前中の早い時間、必ず消毒。

今日のニュースで、自粛生活は少なくとも一年、おそらく2022年くらいまで続くのではないかと書かれていました。
オリンピックは中止が決まりましたが、かなり高い確率で子どもたちの夏の大会中止、学校の閉鎖も続く可能性があります。
少なくとも、5月の再開は難しいだろうな。

今、YouTubeを活用した芸能人一般人の様々な動きが出てきています。
家でどのように過ごすか、個々人だけに委ねるのではなく、みんなで知恵と技術をわかちあって乗り越える。そんな動きが出てきているように思います。

人と触れ合うどころか、話すらも自由にできないのは本当に悲しいけれど、危機に瀕した状況での救いは、人々の心が一つになろうとする力が働くことです。
平和な世の中では自由という名の傘を片手に各々の方向を見ていた人たちが、今同じ方向を向こうとしている。

自国第一主義を主張して憚らなかった某国も、核兵器片手に他国に恐怖を唆していた某国も、きっと今はわかっているはず。
自分だけ、自分の国だけ得をしよう、助かろうという思想には限界があること。

自由貿易に近づき、人々が、物資が世界中を行き来する現代では、ウイルスは簡単に国境を越えてやってきます。
目に見えない人類の敵は、もしかしたら人類に最後のメッセージを送りに来たのかもしれません。

尊い人命が次々と失われて、多くの人たちが苦しんでいる中、こんなことを言うのは不謹慎なのはわかっています。
でも、これを機に、人々の心がより隣の人に、隣の国に寄り添い、優しい気持ちでお互いを見つめ合えるようになることを願わずにはいられません。

単なる出来事で終わらせてはいけない。
いつの日か、またみんなで笑い合い、抱き合える日が一日も早く来ますように。

久しぶりに更新します

2020-04-02 12:50:17 | 日記
10年以上綴っていなかった自分の言葉を、綴れるときに綴りたいと思います。
今は結婚して子どももいて、現在育休中。
子どもも一歳になったので少し子育てに余裕が出てきました。

自分の言葉は、使っていかないとどんどん風化してしまう。
ブラッシュアップのためのブログにしたいと思います。

もう一つ。
今、世界は新型コロナウイルスの影響で、今まで想像もしなかったことが勃発しています。

11月、中国で発見されたウイルスは、世界中に広がり人々を不安と恐怖に陥れている。

今まで何度となく、関わってきた児童生徒に「君たちが生きていく世界は、今の私たちが想像もできないような世界になるよ。想像もしなかったことが起こるよ。」と言ってきましたが、今起こっていることは、2か月前までは想像もしなかったことばかりです。

具体で考えることにより思考は深まりますが、それを抽象化した途端に物事のすべてをわかったような錯覚に陥りがちです。
子育てしながらなので毎日というわけにはいかないと思いますが、具体的な世界情勢をもとに思考を深め自らの考えを整理していこうと思うので、そのツールとしてブログを活用していこうと思います。

誰かに読んでもらうことを想定しているのではなく、自分の考えを言語化するツールですが、あまり特定した人たちを取り上げて語ることのないように気をつけよう。

春の便り

2008-02-19 23:50:56 | あたしをとりまくもの
春の便りが届きました

まだまだ冬は長いと思っていたし

まだまだあたしの先はあたしにも見えないから

お断りしようと思いました


それでもあたしのなかのあたしが

小さくか細く叫んでいるのは・・・どうして?