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人間の基本的特性

2008-01-14 23:00:11 | コドモなあたし
以下はヒトが長い時間をかけて進化してきた過程で培ってきた、基本的特性だそうです。
(ヒューマンズファクター研究所 石橋 明さんの講義より抜粋、一部改定)


①エネルギー温存の法則
できるだけ労力、エネルギーを使わずに仕事をラクにやろうとする、技術進歩の根源。
手抜きの原因。省略行為。

②人間の情緒処理系は「シングル・チャンネル」
「一度に一つ」の原則。人間は一度に一つのことしかできない。不注意の基本構造。

③人間は昼行性の動物
人間は太陽が昇っている間に行動するようにデザインされている。

④二つの古い脳の葛藤
古い脳(爬虫類脳)とこれをコントロールする大脳新皮質(新しい脳)とが常に葛藤している。
大抵古い脳のほうが強いらしい。


・・・つまり、注意力散漫で一度にいくつものことをやりたがり(②)、夜更ししがち(③)なちぽは多分、人生に於いて身につくものが非常に少ないだろうと。
しかも、まさに目先の欲望願望に日々負けまくっています(④)。古い脳とは、本能のほか、攻撃行動や縄張り争い、儀式行動や社会的順位獲得なんかも司っているらしい。まさにドンピシャですこと
ヘタに基本構造に逆らわずに、できることからやろうかな、これからは