学級づくりの本を読んでいます。
学級づくりについては、昔から様々な書籍が出ているし、様々な手法が語られています。
でも、形にとらわれるのではなく、底に流れる思想を見ること、手立ての目的を見極めること、自らの目的を自らに問うことだと思っています。
子どもたちを、自分の自己実現のための道具にしてはいないだろうか。
どのような学級集団をつくりたいのか。
なぜ、そのような集団をつくりたいのか。
ここを明確にしなければ、技に溺れ一貫性が失われ、子どもたちとの関係や子どもたち同士の関係にも歪みが生じると思っています。
渡辺道治先生の学級づくりの特徴は保護者参加型。
保護者からの感謝の手紙、教育に対する本気さが子どもたちにも伝わり、通信を通しての交流が保護者の間でもよい影響を生み、それが教師にとっても活力となる。
道徳のタイプは、生活創造型。
ほかの先生方の経営についても、目的を分析してみよう。
そしてもう一度、自らの目的意識を整理したいと思った夜でした。