7月18日朝8時25分
ちょび、旅立ちました
17日から水も受け付けなくなり少しだが口が開きっぱなしになった
そんな中、意識もないだろうに小さな声で鳴き排便を知らせるちょび
便を引っ張り出してやると安心したようにまた穏やかな顔に
18日朝 真っ黒のタール便が出たのを見て最期の時がきたと覚悟する
しばらく下顎呼吸をした後、呼吸が止まる
心臓が悪かったちょびだが
その後も心臓は3分ほど微かに動いて停止した
最後の最後まで体温が下がることもなく痙攣を起こすこともなく
ホントに穏やかに寝ているかのような数日間だった
ただずっと目は開けっ放しで閉じることなく
最期まで私達のことを見守ってくれてるかのようだった
去年からもうダメかも。。と思う事が多々あった
それでも何度も持ち直し
私に少しずつ心の準備をさせてくれてたんだなぁと思ってる
最期まで手がかからず
鳴きもせず目を見開き
ただただ静かに穏やかに横たわり続けたちょび
食事も水も自分の意志で止め
自らあちらへ行く決意を固めたように思え
その悟ったような姿に私も悲しい気持ちより
よく頑張ったね
ありがとう
楽しかったよの気持ちが強くなっていった
火葬場の方が眠ってるみたいなキレイな顔ですね
いっぱい撫でてあげたんですね
大事にされてたのが分かりますって言って下さった
泣くまいと思ったが最期の時と体をキレイにしてあげてる時
火葬場でのお別れの時は涙が止まらなかった
ちょびを骨壷におさめ外に出た時
来る時は土砂降りだった空が明るくなり陽がさした
その場にいた皆が「おお~っ」と声を上げた
今、やっぱり悲しいし淋しいし涙も出る
でも泣いてばかりだと
あんなに頑張ってくれたちょびに申し訳ない
土に返る骨壷をお願いした
いずれちょびの骨を粉骨して庭に埋めてやるつもりだ
楽しかったちょびとの17年と6ヶ月あまり
時間のある時にでも見て偲んでやって下さい
生後2ヶ月
このおもちゃは一番のお気に入りで真っ黒に汚れてたけど棺に入れてやった
5ヶ月
噛んだり壊したり走り回ったりと一番目が離せなかった頃
1歳
散歩の時に見つけたボールを家までくわえて持ち帰った
2歳
新聞を読んでると必ず「ボクを見なさい」と邪魔しに来た
3歳
食いしん坊で人が食べてるものは何でも欲しがりロックオン
4歳
散歩大好きで走り回るが
人も動物も苦手なビビリなので
リードなしでも決して私達のそばを離れなかった
5歳
初めて見るぬいぐるみにビビり中
6歳
いろんなとこにお出掛けした
旅行も車中泊でいつも一緒だった
7歳
ちんちんポーズが得意
釣りにもよく行った
8歳
この頃から少し寝る時間が増えジジ臭い仕草が増えた
9歳
寝てる写真の方が多くなった
10歳
ちょーだいポーズも得意
幸せそうに寝てばかり
呼ぶと必ずこっちを見る
11歳
狭いとこ高いとこが好き
待ても出来る
ちょびパパに捕まって強くハグされても付き合ってあげる
添い寝もしてあげる
人が何か食べてたら
とりあえずこのポーズ
肛門周囲腺腫の手術もした
エリザベスカラーが邪魔でしょうがない様子
見かねて術後服を買ってきて着せてやる
こんないいものがあるなら始めからコレ着せろよって目
12歳
相変わらず仲睦まじい迷コンビ
太りすぎて真冬なのに散歩したらコレ
13歳
まだまだ元気
14歳
足腰が弱ってきた
床が滑るので靴下履いてます
15歳
なかなか目が覚めなくて相変わらずのヘソ天姿
心臓が悪くなり散歩でちょっと歩くも息切れ
16歳
ちょびパパが横になると自分から足の間に入る
落ち着くらしい
見えずともまだ光を感じてた16歳の冬
17歳春
失明しても外は好き
18日早朝 生前最後の姿