運動超音痴なのにマラソン始めたよ

アラフィフになってマラソン始めました。
制限時間ギリギリかオーバーの亀ランナーです。
デブです。

水害ボランティアへ行く方へ。

2019-08-31 | 災害ボランティア
水害ボランティアへ行く方へ。
これは私が今から4年前の2015年9月11日、関東東北豪雨の時の水害ボランティア(茨城県・栃木県)に参加した時の記録です。
その土地によってまた状況が変わると思いますが、参考になれば幸いです。

2015年9月13日
泥が乾いて、晴れると砂埃がひどいです。マスク必須。
豪雨の日からまだ日にちが経っていないためか、家財道具が湿っていたり濡れていたりします。引き出しとか戸棚から溜まった水が飛び出してきたりします。軍手は予備を多めにもつか、厚手のビニール手袋があると良いです。
濡れた畳と濡れた布団は、非常に重いです。腰を痛めませんよう。あたしゃ運ぶどころか持ち上げることすらできなんだ( ;∀;)
畳を運び出した後の床板も湿ってます。弱って抜けやすくなっているように思います。(ただ単に私が重いだけ?)
床の材質によっては濡れて滑りやすい。
あと、お部屋を掃除するため、ほうきとちりとりがあると絶対便利。
濡れたものをふくためのタオルや雑巾も。
あ、大きいごみ袋もあるといいかも。

2015年9月22日
泥が乾いて細かくなってちょっと動くだけでものすごい土埃が舞います。仕上げに撒く石灰も舞います。防塵マスク必須です。
屋内は、まだ泥水がビチャビチャしてます。
上下カッパ着用が良いです。頭の先から爪先まで泥にまみれます。
泥水をすくい取るのにちりとりが有効。
剣スコップ、角スコップ、各大小、園芸用ミニスコップも大活躍。
泥水が跳ねて目ん玉直撃するので、ゴーグルもしたほうが良いよ。
防塵マスクにゴーグルすると、ゴーグルが曇るので曇り止めもあると良いです。
仕上げのお掃除に、ほうきとちりとりと雑巾、ブラシ必須。

2015年9月27日
雨が降っても止むとすぐに泥が乾いて舞います。細かい粒子です。防塵マスクは常に必須。
デッキブラシ、竹箒、ちりとり、園芸用ミニスコップは大活躍。
広いお庭に植木がたくさん植わってて根っこが複雑に入り組んでいて、そこにヘドロが集中して溜まっています。
ヘドロとふつうの土の見分け方、ひび割れていたらヘドロ、そうでなければ土。
土嚢袋に雑巾はいくらでも必要。
蚊がいっぱいいるので虫よけスプレーに虫刺され薬、必須。むしろ殺虫剤が欲しいかも。
靴洗いブラシ、細かいところの泥出しに重宝。
床下の泥出しも、床板が一部しか剥がせず、床下に潜り込んで作業することもあります。懐中電灯があるといいです。
全身泥んこになるので、雨カッパ、上下分かれている作業用のもの必須。
常総市、ゴミの分別にかなり厳しいそうなので、依頼主さんの指示に従ってください。
でも、依頼主さん、かなり疲れているので、休憩の声かけは大事。

2015年10月28日水曜日
これから水害ボランティアで床下潜りする方へ。
発災から既に1ヶ月以上経ちましたが、常総市では、未だに床下の泥出しニーズがあります。
お家によっては、フローリング等で、床板を上げられません。畳の間か、台所の床下収納の穴等の一箇所しか出入りできないお家もあります、てか、多いです。
床下は、人が潜ることなど想定されていないようで、非常に狭いです。膝もつけないので、腹ばいで移動です。
少し痩せたから私も入れるようになったんだよ(^_^;)
全身泥まみれになるので、上下カッパ着用必須。
膝と肘を酷使するので、プロテクターみたいのつけると良いかも。
そんなんつけなかった私は肘と膝が青あざだらけです。
腹ばいで移動するので肋骨やお腹のお肉も痛い。守るものあれば。
狭くて真っ暗なので、ヘッドライト必須。
天井が低いのと思わぬところに出っ張りがあちこちにあるので頭を守るヘルメットや厚手の帽子も必須。
泥が乾いて埃が舞うので、防塵マスクにゴーグル必須。
最初に石灰を撒いてしまったお家も多いので、目に入らないよう、注意!
床下から外に出るということは、お家の中に出るということで、お家を汚さないように養生シートもあると良いです。
床下が最近のお家はコンクリートならば泥出しもやりやすいけど、硬いので青あざもできやすい(>_<)
床下が昔ながらの土ならば、汚れるしどこまでが排出すべきヘドロでどこまでが元々の土なのかわかりにくいけど、柔らかいので身体には優しい?
クモやらゲジゲジやらに出くわすので心をしっかり持って(T□T)
泥を出すにはちりとりと小さめのテミが便利。
コンクリートの床下に乾いた泥なら手ブラシが便利。
土の床下ならば園芸スコップ。
ゴーグルなくしたので買いにいかなくちゃ

コメント (1)
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竜巻ボランティアへ行かれるかたへ

2012-05-10 | 災害ボランティア
2012年5月6日に、つくば市の北条地区で起きた竜巻被害で、
災害ボランティアに行った時の感想です。

2012年5月10日
竜巻の後はガラス片がたくさんあるので、軍手では危険。皮の作業手袋で!
屋根から瓦などが時折どどどーっと落ちてくるので、軒下を歩いちゃだめ。
発生日から数日経過していても、落ちてくる。
頭や肩に直撃をくらうよ。
帽子よりヘルメット着用が良い。

目の高さ、頭の高さに、家屋の破片、木材が飛び出ている。釘も飛び出ている。
掃除機をかけても畳の隙間には、非常に細かいガラス片が残っている。
ガムテープで取れるよ。
水害と違い、床が汚れているわけではないけど、
靴下ではもちろん危険。
ガラスだらけ。上履きに、靴カバーをすると良いと思う。
このときの私はその発想がなく、作業用長靴に、レジ袋を履いてお邪魔した。

依頼主さんに、捨てるものと取っておくものを確認すること。
しかし被災直後は依頼主さんが、投げやりな気分になっていて、
「どんどん捨ててくれ」と言うこともあるので、
大事そうなものは、別の家族の方にも確認すると良いかも。
ほかの家族の方がいなければ、隅っこに置いて取っておく等。

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