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機能測定,リハビリ,車椅子,日常生活,亜脱臼,手の甲風船

本格的なリハビリと車椅子での日常生活が始まる。

グッモーニング&ないすちゅーみっちゅー。

手が不自由な人のため,楽々歯磨きパラリンコップ,ゲンさんこと片マヒの原田太郎

です。


一週間ほどの機能測定が終わると、理学療法士・作業療法士から主治医・リハビリ

看護師へと報告され,これからのリハビリの期間や方法などが話し合われる。

結果ゲンさんのこの時点での退院目標は7月ゴロと設定された。

実際は10月の退院となった。


本格的にリハビリが開始されて、車椅子での日常生活も少しは自分で移動の練習し

たり朝の車椅子での体操の時も最初は滑り出し好調だった。

だが,対ソのとき麻痺側の左腕を右手で支えてもちあげる動作が段々に難しく麻痺

側の肩に痛みが出てきたのである。


そうです。亜脱臼の始まりです。


腕の重みは2~3キログラムあるんだそうですからその重みで肩の筋が延び始めるん

です。


この痛さったらありませんよう~。

寝返りは打てませんし,ベットに仰向けになって寝ていても地球の引力で肩が下が

り筋が引っ張られて痛みがズキズキと来るんです。

こういうときは看護師さんにバスタオルをフタユニ折りたたんでもらって痛みの

ある肩の下に挟んでもらうのです。少し和らぎます。

枕をあてがうときもありますがその人その人の痛みの具合によります。


ゲンさんと同じ病室の患者は一晩中唸っていた事もあります。


東洋医学の針がいいのではとそれも試しましたが工科のあるときとないときとあっ

たりしてコレも個人差があるようです。

仲間はそのとき良く効くといってました。


亜脱臼はどんどん進み、ゲンさんは人差し指と中指の二本が入るほどに肩がずれま

した。今でもそうです。延びきった筋はもう無理みたいです。

日常生活では痛みはほとんどありませんが四年たった今でも麻痺側への寝返り打つ

と痛みで無理です。


麻痺側の亜脱臼との進行と共に麻痺側の左手甲がアンパンのように風船のように

膨れ上がりました。


周囲を見ると同じような人がいて車椅子に乗ってるときは腕枕をして方が下がるの

を防止していましたので,ゲンさんも家族に小さな座布団を作ってもらって,

あてがっていましたがさほど効果なかったです。


ある時、温冷水療法がよいと聞き、始めました。


それは洗面器2こ買ってきてもらって洗面所でひとつには凍り診是をたっぷり。

もうひとつは温水(やけどしない程度の程よい暑さ)を用意して案アンパンのよう

な脹れた手の甲を30秒づつ交互に30分ほどつけて繰り返すのです。


一日5~6回前後訓練の合間合間に退院直前まで4ヶ月ほど続けました。

かなり効果があり手の甲の脹れが引きました。


脹れるのは手だけではなく足の甲も結構パンパンに脹れるのですよ。

足のほうもやればよいのですが足は片マヒにとって自分でやれません。

ほったらかしでした。


ベットに寝ているときに足を少し上に置くように足首に物をかいました。

日常生活は理学療法と作業療法訓練や時折のレントゲンのほかは時間がありすぎる

ので温冷水療法の没頭できました。


自立をするために必死でした。

自立する事は食べる事です。食べる事が生きることです。

美味しく食べるためには口腔エアが大事です。

しっかり口腔内を清潔に保たなければなりません。

歯磨きが大切なんです。

しかも片麻痺でも片手で楽々歯磨きが出来る事が理想的です。

ゲンさんがパラリンコップを考案したのもそんなことがキッカケです。

■発症してから,まる4年ですが昨日の事のように記憶のスクリーンに焼きついています。

■本物志向した自助具としてのおもしろコップパラリン,より知ってもらうために。


発信元:福祉用具機器研究開発の会
        &
    脳卒中片マヒ良好生活倶楽部
     代表  原田太郎

脳卒中片マヒなどで手が不自由な人のための情報満載のパラリン公式WEB
      ・ パラリンコップホームページ 

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中小企業創造的事業活動促進措置法認定
厚生労働省認定 福祉用具専門相談員
意匠登録 第1249588号
商標登録 第4881301号
特許出願 特願2005-230025号
福祉用具ものずくりNPO法人たくみ21(理事長)



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