今日も va bene

お散歩 アート ぐるぐる

難しいけれど……名筆の美を楽しむ

2025-01-17 | 日記
Kissポート財団(公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団)で募集していた「根津美術館へ行こう~『古筆切ーわかちあう名筆の美ー』展を楽しむ~」の抽選に当たったので、いざ、最初の会場の青山生涯学習館の会議室へ。
地下鉄の表参道駅では根津美術館方面出口を上がって、てくてく歩きます。ファッショナブルなお店がたくさんで、きょろきょろお散歩も楽しいのです(ま、インバウンド活性化で、外国からのお客様も多いかな)。
会議室では根津美術館学芸員の方からのレクチャーをまず受けます。有料講座です。入館料込みであり、何がしか美術館へも寄与しつつ(ミュージアム・ショップでもお買い物しようっと)、しかもレクチャー付だということを考えると、とってもありがたい。
今回、たくさんの応募者があったこと、キャンセル待ちの方がいらっしゃること、などを知り、しっかり聞かなきゃと、背中がしゃんとした気がします。

学芸員の方のお話は根津美術館の概要に始まり、そして古筆切って何、ということを紐解かれ、展示に沿っての説明で、どんどん美術館へ行くことへの期待が膨らんでいきます。
すごーく、ざっくりだと、茶の湯の流行や鑑賞のために、多くは冊子や巻子の形状だった和歌集などが切断・分割されるようになって、古筆を切断した断簡、古筆切が誕生、って感じでしょうか。
多くは著者名が分からない、ということもあり、古筆見という鑑定される方がいるようになったことや、料紙が本当にきれいで、書との調和美に注目して見ても楽しめること、などなど、いろいろな角度からの楽しい鑑賞の視点を教えていただきました。

もちろん根津美術館がメーン会場。初披露である重文の「高野切」をガン見。どの展示においても、今さっき教えていただいた学芸員の方の声がよみがえり、見て、ご説明が心に浮かび、少し古筆切って難しいと思っていたけれど、難しいなりの楽しみ方や、理解を深めることへの一助となって、わくわくしつつ、展示一つひとつをエンジョイできたこと、感謝しかないです。

私にとってのお約束は、カフェがあれば、もれなくGO、GO! NEZUCAFÉで今回はティーブレイク。お庭の景色付のお席に通していただいて(ちょうど空いていたのはラッキー)、冬の澄み切った空気を感じつつ(お部屋の中からだから、寒くはなかったし)、モンブランとコーヒー、いただきました。

余談ですが、表参道にはいろいろな素敵なお店が目白押し。少し前に別の展示で根津美術館を訪れた際に、ランチで入ってみたかったヨックモックの「ブルー・ブリック・ラウンジ」へ行ってみました。ランチ・セットではお席の予約はできないようですが、たまたま入れて、二種のクロワッサン・サンドをおいしくいただいたことはうれしかったかも。

根津美術館内のカフェで神戸牛のミートパイを食べるか、美術館へ行く前に、表参道内のどこかでランチをいただくか、何を悩んでいるのかと言うところですが、本当、すごく悩ましい。美術館訪問って、アート鑑賞だけでなく、ランチやお茶をどうするかを考えることでも、行きたいな、っていう思いが増します。
アート散歩しつつ、ランチしたり、お茶したり、すごく楽しいひとときに深謝、です。


「展覧会の巨大ポスターを見て」ヾ(^▽^*)))


「美術館内カフェでお庭とケーキ、コーヒーをパチリ」(ノ◕ヮ◕)ノ*:・゚✧


「余談のクロワッサンサンド。美味しかったな」(╹ڡ╹ )




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