みなさん こんにちは ブログ担当No.3のHです。
コールフロイデは今日もマスクをつけて元気に歌っています。
前半:I先生の「雨ニモマケズ」と「ミサ サクラ」(シューマン)
最初は「ミササクラ」の終曲「Sanctus」の後半(フーガの入り口まで)です。初回なので、パートごとの音取り(確認)です。こういう楽譜にありがちな【倍全音符】なんかもあって、みなさん譜読みというよりは(二分音符が一拍)として考えることに慣れる必要がありますね。
そして「アメニモマケズ~」のフレーズは全部で9回出てきます。そのうち半分は「雪ニモ、夏ノアツサニモ~」と続き、半分は「欲ハナク~」です・・・でもパターンが決まっているわけではありません。(練習番号⑦と⑭は同じパターンですが) また、ちょっとしたシンコペーション(リズム)に翻弄される場面があります。
他の合唱団でも耳にするのですが、「年とるとリズムについて行けない・・・」問題が発生しているようです。でも、本当に「加齢」と「リズムとれない問題」に因果関係があるのでしょうか・・・というより、「音程」だってあやふやになってることはないでしょうか? 「言葉」だって・・・ そりゃ、4拍子で4分音符や8分音符だけでできてる音楽はわかりやすいかもしれませんが、悪い意味ではなく多くの場合は「単調」です。 ジャンルは違いますが、年輩の皆さんが社交ダンス?などに励んでおられる様子をテレビなどで拝見しますが、しっかりとリズムを感じて全身で表現されています。これはやはり訓練でしかできないものでしょう。だから、私が思うに、「加齢」というより「老化現象」の一つとして「音程」や「リズム」に対する感性が損なわれることはあると思いますが、そこを「訓練」で補っていく必要はあります。若さを保つことが大切ですね!
次回以降、Hが担当する際には、「合唱アンチエイジング対策」について少しずつ書いていきます!
さて、後半は私Hの担当です。で、いきなり謝罪から入りますが、「イランカラプテ」楽譜間に合いませんでした。本務であるところの勤務にて「卒業式」があったり・・・で楽譜作りに集中できませんでした。すみません(泣
で、今日はピアニストS氏がお休みでしたので、良いチャンスと思って、「かさなる声に」をアカペラで挑戦することにしました。もともと、ピアノなしでも歌える音楽です。かさなる・・・なにが重なっているのか? すぐに気づくのは「歌詞」です。「歌おう」が何度も出てきますが、各パート少しずつ拍をずらして歌っていくので、歌詞がズレてかさなっている感じがすると思います。そして、今日の練習でちょっとお話ししたのは、「音程」のことです、「ド」「レ」「ミ」と音が重なって同時に発音されると、(不協和音なりに)重なって聞こえると思います。よくできた音楽です。
合唱に限らず集団で取り組む音楽は、自分勝手に音を出していても合奏や合唱には成りません。やはり、他の人が出す音を互いに聴いて合わせるという作業(努力)が必要です。これからの社会(世界)で生きていく上で必要とされる「他との協調」を、私たちは毎回の合唱活動のなかで具体的に体現しているといっても過言ではないのです(笑
来週こそ、「イランカラプテ」、そして「かさなる声に」「ジグザクな屋根の下で」「このうるわしき大地に」などと楽しく歌っていきましょう!
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