〜かたることばが歌になる風になる〜

城崎温泉旅行その一

11月7日、8日、JRの「ぐるりんパス」という土日限定のチケットで「城崎温泉」に行ってきた。
大阪駅から城崎温泉までのJR往復切符のほか、周遊バス、温泉の外湯めぐり手形、城崎マリンワールド、ロープウェイなどの施設利用が含まれている。

ちょっと前に「カニ解禁」となって、いっぱい温泉に入り思いっきりカニを食べたいと、妹と急遽「城崎温泉」に決めた。

大阪駅12時11分発の「こうのとり9号」で午後2時過ぎに城崎駅に着くと、宿泊する旅館、ホテルへ回る組合のバスが待機していたが、私たちが泊まる宿は歩いても7分ぐらいというので、組合バスには乗らず駅そばの「足湯」でちょっと一服。




数日前までは晴天続きだったというのに、久々の曇天、今にも雨が降りそうで、翌日の日曜日は完全に雨と言う。
1週間ぐらい前から、どうか天気がずれていきますようにと祈りながら、ネットの週間天気予報をチェックしていたが、全国的に雨模様。

宿に着いて夕食までの時間、すぐ隣にある「柳湯(やなぎのゆ)」に入りに行った。
夕方4時ごろの温泉街は土曜とあって、川沿いの道を文字通り老若男女が浴衣姿で、少し歩きにくい下駄の音をさせながら歩く。

他所からお借りした写真。この川の両側に宿が並んでいる。

最近は街に出ると、私も含めてホントに「ジージ、バーバ」ばかり。このご時世にこの温泉街は何でかほんとに若い人の多いこと!

「柳湯」はこじんまりした湯なのに、入りに来た女性でごったがえしていた。
人気の温泉もこんなに人が多いとくつろげない。それに「柳湯」はめちゃくちゃ熱かった。45度はあったんじゃないだろうか。
入った人は広い湯船の真ん中までたどり着けず、源泉の出ている口から一番遠い湯船のヘリにへばりついて、しかも腰までつかるのがやっと。
次々入ってくる人が「うっ」というおんなじリアクションになるのがまた可笑しい。

夕食は一人2杯のカニづくしのお料理。刺身、ゆでガニ、焼きガニ、カニみそでできた豆腐など、辟易となるまで堪能したので、あと1年ぐらい食べなくてもいいと思う。
いつもそうなのだが、食べることに夢中で、せっかくのカニいっぱいのお料理の写真を撮りそこなったので、泊まった旅館のホームページの写真をお借りした。


夕食後、建物の作りが立派で有名な『御所の湯』へ。でも温泉に来た人が考えるのは同じで、同じ時間帯に入りに来る人が集中する。
少し町をぶらついて時間をずらしてからお湯に入った。



通りは若いカップル、小さな子供連れの若い夫婦、特に目についたのは若い男性の団体。
社員旅行か、スポーツする人たちのグループ?
この季節としては異常に暖かいので、夜の街にみんなが繰り出してにぎわっている。久々に日本の国の活気を感じて楽しい気分にしてくれる。


湯に入った後お土産を買いにブラブラした後で撮ったので、人通りのピークが過ぎていたがそれでも人、人、人。
金髪の子供連れの人や、足湯に熱くて中々足を入れらないで苦笑しながら、私には聞き取れない会話を交わしているヨーロッパ系か、アメリカ人らしき女性のグループもいて、日本の温泉がグローバルな観光地になっていることも実感した。

城崎は兵庫県豊岡市にあり鞄の町としても有名。バッグを売るお店もたくさんあった。
夕食を運んでくれた仲居さんが、革のバックを売る良いお店を教えてくれたので寄ってみた。

入り口に犬の置物があるお店だが男性客の姿でワンちゃんが見えないのが残念。
「みるだけよ~」と思っていたのに、使い勝手がよさそうで、革の手触りがとてもやわらかく、お値段はそれなりに良いが、革としては手頃なリュック兼ショルダー、撥水加工もしている鞄を妹と色違いで買った。


妹はこれの黒。良い記念になった。


 

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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