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〜かたることばが歌になる風になる〜

命懸けの愛「星漢燦爛」から

またまた中国ドラマ「星漢燦爛」の話で恐縮です。
ご興味ない方もいらっしゃると思います。
私は主人公二人の、愛を育んでいく途中での色々な出来事、葛藤
周りの人々の思いやりなど、自分の心も温かくなるお話が次々出てきて
このドラマをご覧になっていない方にも、お伝え出来て何かを感じて下されば
嬉しいと思いながら綴っています。

10月12日の中国ドラマ「星漢燦爛」のお話では、イジメもあったけれど
皇后の誕辰(誕生日)のうたげは、ニャオニャオのアイディアと実行で
素晴らしい宴となったことを書きました。

この宴で、皇帝も皇后もご満悦なのですが
程少商<チョン・シャオシャン>・嫋嫋<ニャオニャオ>の成功が
五公主(皇帝と皇后の末娘)には面白くなくて、自分の取り巻きの息女に
宴の最中に、出来損ないと言われている女好きな五皇子を
「美女が庭で待っている」と伝言して呼び出すよう命じます。

ニャオニャオが庭を通りかかると、自分もされたように
五皇子が池に蹴落とされるのを目撃して助け出してあげます。
そこに、皇帝や皇后、ズーションらがやってきて
五公主が、ニャオニャオと五皇子とが密会していると言い放つのです。
折角彼女が心血注いで計画した宴が
五公主の企みで途中でぶち壊されてしまった翌朝
皇帝と皇后に宮殿前でニャオニャオが朝の挨拶をしていると
五公主が、顔は墨を被り汚れた着物姿で怒り心頭でかけこんできて
ニャオニャオにやられた❗️と叫びます。
そこへ、ズーションも五皇子と一緒にやってきます。

ニャオニャオに報復されて興奮している五公主は、怒りに任せて
自分がニャオニャオを、自分の取り巻きの息女に命じて
池に突き落としたことを口走ってしまい、ズーションはニャオニャオがあの夜
泣きじゃくっていたのは、このことが理由だったと知り愕然とします。

五公主の、皇后の誕辰の宴の最中に起こした事件とは違い
全てが終わった翌朝に
ニャオニャオは彼女なりの「報復の流儀」で五公主をやり込めたのです。

ズーションは、ニャオニャオが池に突き落とされた現場に居合わせた
五皇子の証言を聞いて、彼女の泣いていた理由を知りましたが
さらに蛇まで放ったことで怒り心頭です。
皇后の宴の途中の企みも

反省のかけらも無い五公主は
その場にいた五皇子のことを、皇帝を誘惑してできた卑しい宮女の子供で
「雑種」と言い放ち、人を人とも思わないその傍若無人な言ぐさに
皇后は自分の躾ができていなかったことを嘆き、ここから消えなさい!と。
怒り心頭の皇帝は彼女の宮殿での謹慎を命じます。

この騒動の後ズーションは、ニャオニャオが自分にイジメのことも何も告げず
もし彼女が命を狙われて死んだりしたら、その後に自分が報復をしても
君は生き返るのか?悔やんでも悔やみきれない。
この報復を君は一人で実行した。
私に何故相談しないのか
それほど私を嫌悪しているのか。恐れているのか。
君にとって私はどう言う存在なのかと怒ります。

ニャオニャオは、自分の一匹狼みたいな所が好きなんでしょう?と
彼は「わかった、そのままでいい」と言い行ってしまいます。
ニャオニャオの、今まで誰にも頼らず一人で何でも解決してきた生き方は
ズーションには自分の愛の深さが一方通行のようで
男として信頼されていない、愛されていないという落胆と失望だったのでしょう。
ニャオニャオは、彼を思っていないのではないのです。

ズーションは、ニャオニャオを貶めた五公主に独自で制裁をするのですが
皇帝がズーションに許可したのは
五公主の取り巻きの幕僚(高等武官)たちへの制裁(死なす)でした。
それとは別に、ニャオニャオを虐めた七人の息女たちは
親(皇帝の臣下)のしつけが悪いからであると
彼は、ニャオニャオを池に落とした実行犯の娘の親・文官を吊し上げにして
同時に、残りの取り巻きの娘の親たちもボコボコにして、市中引き回しにします。



許可以外のズーションの制裁・勝手に臣下の部署に乗り込んでその場所を壊したことや
吊し上げたことに皇帝は激怒して
ズーションに杖刑(じょうけい・棒で打ち据える罰)100回を命じます。
ニャオニャオが
100回も打ち据えたら死んでしまうからやめて欲しいと皇帝に懇願しますが
彼は、自分のことには構うなと言い放って刑罰に応じます。

ニャオニャオが刑を止めるよう嘆願しますが皇帝は涼しい顔。
たまりかねて彼女は、打たれているズーションの所にかけていきます。






ズーションを実の息子のように思う皇帝は、ニャオニャオにもっと
彼を思いやってほしいという気持ちから、彼女への一種の見せしめのように
彼の杖刑を遂行したのです。
皇帝の意図は命中したようです。

その夜、雪が降りしきる中、傷の療養をしているズーションの部屋は寒すぎると
ニャオニャオは忍び込むように冬布団を届けようと(被って)訪れます。

そこで、以前聞かせると約束していたニャオニャオの笛を聴くズーションの
満足そうな表情。
二人が出会った時のことを思い出しながら温かなひと時が流れます。
ズーションの命懸けの想いがニャオニャオの心に染み込んでいき
二人の愛はより深いものになった出来事でした。
一途な男性の想いと行動に震えるような気持ちにさせられた回でした。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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