男の子の方がまだ小学校に上がる前ぐらいの頃だったと思うが、とにかくよく叱られては、お母さんの怒鳴り声やら、いわゆるお仕置きで、お風呂場やクローゼット?あたりに閉じ込められているのが聞こえた。うちの次男と三男が、まだ実家に住んでいた頃で、自分の部屋からお隣の声がよく聞こえ「これ虐待と違うか?」と心配したものだった。
息子が独立していなくなってからもそのしつけは止まず、突然夜中に「出して~出して~」とわめきながら懇願する男の子の泣き声が、浴室らしいところか聞こえてきたり、まだみんなが寝ているだろう早朝、突然お母さんのおっそろしい怒声で始まる叱責。
お隣は一角が何軒か密集しているので、ご近所さんはお隣のことは周知と思うが、早朝のこの怒声はさぞかし迷惑なことだろうと思ったものだ。
振り返って、自分も三人の男の子を育てたので、お母さんのしつけについては理解できた。それでも、その叱る言葉が女性とは思えないほどの凄味で、その内、お姉ちゃんが弟くんにする注意の言葉はお母さんそっくりになっていた。このお姉ちゃんももっと幼いころ、同じように叱られていたものだ。
しかし、お母さんのこういう怒声に近いしつけの声がしなくなって久しい。
男の子は小学校3年生になっていて、うちの別のお隣の同級生と親しくて、よく周辺の小学生と共に遊んでいるのを見かける。庭仕事をしながら主人はよく観察していて「彼は同級生の女の子に人気やで」と言う。
今日、隣接する部屋の掃除をしていた時、隣の男の子が「おか~あさん、お風呂の掃除しよう~か~」と、離れた所に居るお母さんに2回ほど叫んでいた。「うん頼むわ~」とお母さん。
ちょっと嬉しくなった。こうたろう君、あんたええ子やなぁ。お母さん、よくぞ心を鬼にして躾けたねぇ。
活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。
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