今日は「コーラス花座」の練習日。
駅へ走らせている自転車にかかる風に、あちこちから金木犀の香りが
ほわぁっと混じっている。
今日は季節にぴったり、平田あゆみさんの
「きんもくせいのみち」(高丸もと子 作詩)を歌った。
♫
きんもくせいのみち
ゆうべのかぜがとおる
いえのあかりが いえのあかりが
ぽっちり
においのなかで
ともっていく
きんもくせいのみち
つかれたひとがとおる
つきのひかりが
つきのひかりが
ゆっくり
まがりかどまで
みおくっていく
きんきらきらきらり
きんきらきらきらりはなが
よふけのみちに
よふけのみちに
ひっそり
ほしにまぎれて
こぼれている ♫
この詩を読んで、ほそみっちゃんが
「金木犀というとこんな詩になるんやね〜」とふっと呟いた。
この詩の作者は夕暮れを背景にしている。
この詩にぴったりなノスタルジックな旋律が美しい。
また、関西の合唱団「カンティ・サクレ」さんからお借りした演奏。
私は「金木犀」は、秋の静謐な空気の中に
少し謙虚で、それでいて華やかに輝いているイメージがする。