3月に終えたコーラス花座のコンサート後、4月から歌っている練習曲の中に
「スカボロー・フェア」と「You Raise Me Up」があります。
「スカボロー・フェア」はサイモン&ガーファンクルの不朽の名作です。
練習後のお茶の時
「セージとかタイムとか香辛料の名前が出てくるよね~」と話したのですが
検索すると詳細に出てきました。
「花座」では、ビブラートが入らない柔らかいハーモニーを出せるような声の
基本の発声練習を改めてやり直しています。
配られた譜面は、意訳されたような簡単な歌詞がつけられているだけ。
その歌詞の言葉(子音)の、口の形が変わるたびに発声が変わって
私はすぐ自分の癖が出てしまいます💦
口元で形を作って声をコントロールしている(少し力入る?)ことを指摘されました。
息は流しっぱなしで、口の形だけ変えるだけなのに~💦💦💦
ピアノで言う「腕(手首)の脱力」のことを思いました。
歌詞が無くてスキャットというか
「アー」とか「ウー」とかで歌うと楽なのかと思ったのですが、、、
『スカボローフェア(Scarborough Fair)』は、イングランドの伝統的な民謡。
歌詞のルーツは
スコットランドの古いバラッド『エルフィン・ナイト Elfin Knight』だとか。
ポール・サイモンは、イギリスのマーティン・カーシーから
『スカボローフェア』の権利を購入し
独自の歌詞を重ね合わせて彼らの世界観を作り上げた。
歌詞は重要だと再認識しましたが
頂いた譜面は、昔の恋を懐かしむような平易な歌詞(ことば)を並べているだけ。
ハーモニーを聴かせることに重点を置いているのかもしれません。
柔らかい感じで訳した日本語歌詞があったのでお借りしました。
Are you going to Scarborough Fair?
Parsley, sage, rosemary and thyme
Remember me to one who lives there
For once she was a true love of mine.
Parsley, sage, rosemary and thyme
Remember me to one who lives there
For once she was a true love of mine.
スカボローの市(いち)へ行くのですか?
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
そこに住むある人によろしく言ってください
彼女はかつての私の恋人だったから
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
そこに住むある人によろしく言ってください
彼女はかつての私の恋人だったから
このあと何番も歌があるのですが
「パセリ、セージ、ローズマリー、タイム」に伝言を頼んでいるのです。
ボーカルグループ『サーカス』のコーラスを見つけました。
転調した所から、上記の歌詞で歌っていて、優しいハーモニーに癒されます。