



生まれて1ヶ月ぐらいらしい。
現在、保護猫を3匹引き取って飼っている三男家族は、最近捨て猫を育てていると聞いていた。
11月2日からの連休に、お嫁さんの岡山のお母さんや妹さんたちと子供さん、総勢11人で大阪観光をするそうで、捨て猫の「虎太郎(コタロウ)」を昨日1日から預かることになった。
三男宅が、特に孫の男の子が、阪神ファンだから虎太郎と名付けたらしい。
手のひら片手に少しあふれるぐらいのちっちゃい仔猫。
我が家に連れてこられた直後は見慣れない空間で警戒していたが、暫くすると幼児のようにソファの下に潜り込んだり走り回っていたが、疲れてお腹が空いて、哺乳瓶でミルクを飲ますと満足し、そのあと顔をスリスリ撫で撫でして、私がいつものようにカウチソファに寝そべってテレビを見る姿勢で胸と腕に抱っこしてやると、ゴロゴロ喉を鳴らしながら爆睡してしまった。
お風呂に入りに来た妹に見てもらって、その間に素早く入浴し部屋に戻ると、妹には少し警戒したように接したいたようなのに、「お母さんが帰ってきた、みたいに全然表情も違う」と、その懐きぶりに妹もビックリしていた。
連休が終わって帰す時が寂しいだろうなぁ。
子供たちが小学生ぐらいの頃捨て猫を拾ってきた頃に比べると、今は自分のことだけの日々で、猫ちゃんにも余裕を持って可愛がられる。
孫を見るおばあちゃんのように、抱っこばかりして甘やかしたせいで、自分の夕食のおかずを作る間も「抱っこ抱っこ」と泣き続ける。
子育ての頃はおんぶ紐でおんぶして作業したけれど、猫ちゃんはそうもできず、私のパンツの裾から這い上がってくる。「今はお母さんご飯作ってるの❣️ダメ❣️」ときつめに叱ると、虎太郎は諦めたのか、足元にうずくまって静かにしている。
動物にも性格があるが、この子は聞き分けの良い穏やかな子だと思う。
お嫁さんが「夜中も眠るようになったけど、はじめは毛布に寝かせている間、時折起きるので、自分がソファで寝ていた」と言っていたが、昨晩は私のベッドの布団に潜り込み朝まで眠っていた。
お嫁さんは離乳食も持ってきていたが食べないと言ったように、キャットフーズは食べたくないようだったが、私の朝食のトーストのバターの付いていない部分を、ミルクに浸して手であげるとガツガツ食べた。
すでに柔らかいものなら食べれると思う。
あまり勝手なこともできないので、この辺りにしておこう(笑)
合唱祭の後の打ち上げの時頂いた花籠。
