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〜かたることばが歌になる風になる〜

「夢路より」(フォスター作曲)

私のブログのお友達の記事にはいつも
綺麗な心地よい音楽が添付されています。
今回はフォスター作曲の「夢路より」でした。
この曲のことで思い出が蘇ります。

音楽高校を受験するために、地元でソルフェージュを習っていた
声楽の先生の門下生のピアノ発表会があって、度々私が記事に書いている
2年前に亡くなった後輩と、この曲をデュエットしました。
私が中学2年生後輩は中学1年生。
女子でもこのぐらいの年齢の頃は、ちょっとした変声期でしょうか。
とっても声が出しづらかったと記憶しています。
私が高音部、最初の音はいきなり高い方の「♭ミ」でしんどいです。

私のすぐ下の妹、先日の記事の姪っ子のお母さんは小学校6年生。
客席で私たちの歌を聴いたときのことを、大人になって最近話してくれて
二人で大爆笑、私苦笑。
妹は私と違って幼少のころから無口で、親戚の大人の人は
「〇〇ちゃんは老成されているから」とよく言ってました。
妹自身はその当時のことを
「しゃべらないから事がわかっていない、内容を理解していないと思われて
周りの人にアホやと思われていた」と笑いながら言うのですが
小学校の5年生の時の男の担任の先生が、班の仕事をさぼっている男子を優先して
男子には注意せず女子ばかりに負担を課していたことなどを、子供心に不公平と思い
妹なりの抵抗で、黙って任された事をしなかったら
親に「怠けている」などと言いつけたと、その教諭の名前を言って
ほんとに嫌いだったと話していました。
子供は大人をしっかり見ているので侮ってはいけませんね。
妹はよく、不思議な言葉のフレーズを作っては
みんなでしゃべっていると、話の後に「コラソラソ!」と言い放ったりと
おとなしいのに、家では大胆で少し不思議ちゃんでした。

その妹が、発表会の私の出番で、舞台袖から緊張の面持ちでカクカクしながら
中央に出てきて、シャチコばって真面目な顔で(当然ですが)歌い出し
絞り出すように歌っている私の様子が凄く滑稽に思えて
笑いを堪えたというのです。
不真面目というのか、達観しているというのか(^_-)
小学生の女の子とは思えないような子供です。

姪っ子は、小薮さんとか、松本人志さんが大好きでDVDも持っているとか。
おおよそそういうイメージではない、そのギャップが面白い子ですが
どこかに妹のDNAがある気がします。話が脱線してしまいましたぁ。

中2の時の発表会の写真です。まだまだ可愛かったですね。こんな時もあったのです。

夢路よりかえりて 星の光仰げや
さわがしき真昼の 業も今は終わりぬ
夢見るは我が君 聴かずや我が調べを
生活の憂いは 跡もなく消えゆけば
夢路よりかえりこよ

海辺より聴こゆる 歌の調べ聴かずや
立ちのぼる川霧 朝日受けて輝よう
夢見るは我が君 明けゆくみ空の色
悲しみはくもいに 跡もなく消えゆけば
夢路よりかえりこよ
 (津川主一訳詞 )
★他所からお借りしました。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

コメント一覧

chorus-kaze
hiromiso_eyeさま
コメントありがとうございます。
昔は今のようにかわいい系ではなく大人っぽいですね。
きちんと感があって上品です。って自分で言うのもですが。
私も舞台では冷や汗ものの大失敗したことありますよ(>_<)
hiromiso_eye
今見てもあんまり昔っぽくないセンスのいいステキな衣装ですね。
発表会。
私も小学校、中学校の頃ピアノの発表会で失敗したことを思い出しました・・・。
chorus-kaze
yurineさま
コメントをありがとうございます❣️
私も中学生ぐらいには、音楽の授業でも
フォスターの歌(フォークソング)をたくさん歌いました。
時代とともに、音楽の流行も変遷していきますね。
今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m
                  アッコ
yurine
こんにちは
小さいときの思い出、一枚の写真から、そして一曲からたくさん出てきますね。とても大切です。
フォスターは今の子供たちはあまり歌いませんね。
私はたくさんうたったような気がしますけれど。
またおしゃべりさせてください。
名前はyurineで出ています。
どうぞよろしく。
chorus-kaze
sunnylake279さま
いつもコメントをありがとうございます。
私たちの時代は既成服は少なく、母はよく
三姉妹だった私たちの洋服をお揃いで縫ってくれました。
このドレスも、光沢のある生地で作ってくれました。
偶然にも後輩のドレスもピンクでしたね。
洋裁を習ったことはないのに好きで、私も見様見真似で
自分のコンサートのロングドレスを縫って、着たりしましたよ^ ^
chorus-kaze
FUSAさま
わざわざコメントをありがとうございました。
山本周五郎の「虚空遍歴」は読んだことないのですが
あらすじ要約で何となくわかった、この小説の主人公と
酒浸りで苦しみの最期だったフォスターとが重なります。
「夢路より」の歌詞にフォスターは、悔やむ想いを
投影したのだろうかと思います。
sunnylake279
こんにちは。
昭和の子ども時代は、ワンピースやスカートの丈が、短かったですよね。私もそうでした。
でもとでも趣きある洋服ですね。
動画、美しい絵と歌で心が洗われました。
ありがとうございます。
FUSA
いい歌曲ですね~
どうしても昨年読んだ山本周五郎の「虚空遍歴」を思い出します。
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