ずっと以前から録るだけとって溜まっていた
韓国ドラマ「哲仁王后〜俺がクィーン⁉️」
日本語では「てつじんおうこう」韓国語で「チョルインワンフ」
ドラマサイトの紹介文の一部を引用させて頂きます。
「大統領官邸でシェフを務めるチャン・ボンファン(チェ・ジニョク)は
いつも自信満々で超のつく女たらし。
飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、何者かの策略で一夜にして容疑者に!
なんとか逃げようとしたボンファンだが
その途中でベランダからプールに落ち気を失ってしまう。
そして夢の中…韓服姿の女性とキスをして目を覚ますと
そこはなんと朝鮮時代の王宮だった‼…」
シェフのチャン・ボンファン(チェ・ジニョク)は
タイムスリップして目覚めた朝鮮王朝では「哲仁王后」(女性)に。
この王后役をシン・ヘソンという女優さん。
この女優さんの「黄金の私の人生」「30だけど17です」などはシナリオが秀逸で
どちらのドラマも、難しい女性の役どころを見事に演じています。
これまで、女性らしいけれど逞しい役柄のヒロインで注目していた人ですが
「哲仁王后」では、これでもかというぐらい、粗野で狂暴な王后です。
本当の心根は優しく、時折そういう気性が現れますが
早く現代に戻りたいし、中身が男だからしょっちゅう男のような口調で
早口でまくしたてて、これまで観たシン・ヘソンとは別人のようで圧倒されるし
宮廷の内部に潜むシリアスなシーンの中に、爆笑シーン満載の飽きさせないドラマ。
★相関図をお借りしました
大王大妃が傀儡している第5代王哲宗(チョルジョン)は
大妃派や、王の反対派の臣下たちには
無力なダメ王様だと周囲をだましているのですが
実は裏で、着々と世を変えていこうという計画を企てています。
この王様をキム・ジョンヒョン という男優さんが演じています。
初めてこの男優さんを観たのはやはり時代劇。
自分の仕える主人の命令には絶対服従の、寡黙で無慈悲な殺し屋の役でした。
生まれた時から、人としての温かさに触れたことがなかったという生い立ちの役で
脇役ではありましたが、私はとても印象に残った俳優さんでした。
宮廷育ちの少しテンポが遅い感じの王様と、現代からタイムスリップしてきて
現代語を連発する勝ち気でまくしたてる王后との時代間のギャップと
会話の意味合いがすれ違っているところのねじれ感が
主人公の俳優さんの持ち味、脇を固める尚宮や、スラッカンの料理人たちの
濃いキャラクターで固められて、観るたびに爆笑してしまうドラマなので
録り溜めている録画が面白すぎて、結局夜中まで観続けています。
王后に憑依する前の男性シェフはチェ・ジニョクというイケメン俳優さん。
彼の出演するドラマはたくさん観ましたが
印象に残っているのは「愛の迷宮 トンネル」
2016年に生きる刑事が、とあるトンネルに入ると
1986年の過去にタイムスリップするという
不思議なミステリアスなドラマの、主人公刑事役でした。
イ・ジェフンの「シグナル」ともオーバーラップするような設定のドラマ。
そのほかには、訳ありで謎めいた主人公役のドラマの一つ「ルーガル」
犯罪組織アルゴスによって妻を殺され
自身の両目も失った刑事のカン・ギボム(チェジニョク)は
アルゴスと戦う為の警察の特殊組織ルーガルによって人工眼を移植され
移植されたことで特別な能力を手に入れた主人公は
様々な能力を持ったルーガルメンバーたちと共に
アルゴスに立ち向かって行くという
出演者の役者さんたちの、超人的なアクションから目が離せない。
がっちりした体格のチェ・ジニョクらしい硬派なドラマでした。
その甘くてイケメンな風貌にピッタリなロマンスものの
「恋の記憶は24時間~マソンの喜び~『また会える日まで』」
このドラマはとっかかりは、男女の出会いのワクワク感が満載でしたが
途中から、内容にも深みが無くて自然に観なくなったドラマでした。
韓ドラは、ちょっと下品で騒々しかったりしますが
料理に例えると濃い味付けだけれど、しっかりと印象付けて
やっぱり観る人に見ごたえ感を植え付けて、満足感の余韻を持たせてくれる
素晴らしいドラマ作品が多いと再確認しています。