「発声で大事なこと」でもうひとつ書き忘れた。
発声練習の時よく「喉の奥を開いて」と言われる。
扁桃腺の奥のブラブラが見えるまで舌を下げると
喉仏は2センチぐらい下がる。
女性の場合は喉仏が見えにくいが、舌を下げて口腔を開けながら
手で外側を触っていると下がっていくのがわかる。
この状態が良いのだそうだ。
更に、両頬骨あたりに「たこ焼を作る」(?)
人はどうしても喉の方で響かせてしまうことが多いので
頬骨を上げると「たこ焼き」みたいな丸ができる。
親指と人差し指でそこに「丸◯」を作って当てながら
笑顔の表情で声を出すと鼻腔あたりで響き
舞台上でも良い表情になって一挙両得(本番では指は当てない 笑)
開いた時の感覚と、開いた状態で出る声の響きを知るために
隆先生は意外なものを使わせる。
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口を開けて、割り箸を縦に太い側の方から奥歯に差し込み噛むと
ずっと喉が開いた状態になる。
このまま声を出すと深みのある響きのある声が出る。
割り箸を抜いてもしばらく感覚が残る。
声楽家のような響きの声が出てお薦め^ ^