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〜かたることばが歌になる風になる〜

それぞれの決断 中国ドラマ『星漢燦爛』より

かなり間が空きましたが、前回のお話続き
凌不疑(リン・ブーイ)は
勝手に兵を動かしたこと、父親(義父・凌益<リン・イー>)殺しの謀反の罪で
左(ズオ)将軍とその軍兵たちが捕縛しようと、凌益(仇討ち相手)屋敷を包囲。
屋敷に駆けつけた婚約者の程小商(チョン・シャオシャン)に

門の外では左(ズオ)将軍が


軍平が矢を放ちます。

矢を放たれても、死ぬ気で耐えている傷だらけのリンブーイを
シャオシャンは馬でやってきて引き上げて逃走。

父 程始(チョン・シー)はお縄になっているのにこれを見て
「流石ニャオニャオ(シャオシャン)だ!」と喜びます。

追っ手に崖淵に追い込まれて絶体絶命のこの時
彼女は「仇討ちのことを自分に何故言ってくれなかったのか」
母(叔母)霍君華の、「敵討ち(リンイー成敗)を果たすのよ!」という遺言のため
叔母の霊前でお互いの腕に「歯形をつけた誓い」は何だったのか!」と責めると
リンブーイは「結婚してしまってからだと程家を巻き込むことになる」と。


彼女は「そんなことを言うなら、今世も来世も、来来世も恨む」というと
リンブーイは「恨むのは構わない、君との縁もここまで」と言い放ち
「生きろ!」と叫び、馬上の彼女を前に突き出し
その反動で自分は真っ暗な崖下に背中から落下していきました。
それを見てシャオシャンは半狂乱で叫び、その後気を失ってしまいます。



やっぱりドラマですね。
シャオシャンが、彼の胸に刺さった矢を引っ張り出した時の下記ブログ
「小商の弦(琴の弦・彼女の名前の由来でもある」
彼は肌身離さずもって手首に巻いていて、それが崖の途中の大木の枝に引っかかり
彼は急死に一生を得て岩場で見つかります。

彼が、小商の弦の巻き付けた手首を握りしめていて
医官たちは手を解くことができず、治療もできず困り果てていて
意識も戻らずこのままでは命が尽きると。

既に目覚めていたシャオシャンは治療の部屋の外で
以前彼に聴かせたことがある笛を吹きます。
それを聴いた彼の硬い手は、徐々に解けていき意識が戻っていきます。
拒否しても想い合う心は引き合うのでしょう。

この後、宮廷の謁見の間の、文帝(皇帝)の御前に集まった武官文官の前で
文帝は、15年前霍将軍の妹・霍君華(凌不疑の叔母)と幼い子供が
命からがら戻って来た時のことを思い出します。
「子供よ、名前は何と?」と尋ねると、彼は小さな声で「凌不疑・リンブーイ」と。
そして今、病み上がりの彼に同じように「名前は?」と。
彼は「私の名前は、霍 無 傷(フゥオ・ムシャン)」と絞り出すようにつぶやきます。

可愛がっていたリンブーイが、敬愛する霍義兄(フゥオ・チョン)の
忘れ形見だと知った文帝(皇帝)は、涙ながらに万感の思いで彼を抱きしめます。

この後、霍不疑(霍無傷・フゥオ・ムシャン)は、自分の罪を償うべく
遠征の北西の地で5年間、匪賊征伐の戦に明け暮れます。

凌将軍から捨てられた小商(シャオシャン・嫋嫋<ニャオニャオ>)は
彼との縁にケジメをつけるためと
愛情を持たれていないと思っている母とも距離をおき、実家を出て
一生誰にも嫁がないという決意で、皇后が暮らす「冷宮」で
その世話に身を尽くし「捨てられし者の矜持」としての5年が過ぎます。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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