神倉神社「お燈(とう)まつり」の、つづきです。
(Ⅱ)までのところは、私の三脚を立てた絶好のポイントに、新宮消防と、ネームの入った
人達が大勢立ち込んできたところでした。ここが、新宮消防の待機場所だったとは
『そこに立ったら、前がふさがるがな』『山は火の滝、下り竜』が
朝日新聞のように、とれないじゃーー「アーリマセンカ」というところでした。
周りは暗く、メーンイベントの時間も迫ってきています。いまさら、三脚をもって、場所探し
という訳には、いきません。『ええーぃ、ままよ』 ここで、シャッターチャンスを狙うわい。
でも、あんまり、腹は立ちませんでした。冷静に、その瞬間(とき)を待ちました。
それは、突然、始まりました「ごとびき岩」の辺りでしょうか、火が5~6メートルも、燃え上がりました。
ほんの、少しの間をおいて、ひとつの火が群衆となった上り子を、割って、山を下りてきました。
『道をあけろ』『道をあけろ』大きな声で、怒鳴る声が、聞こえてきました。
火は大きな、たいまつで、それを一人で、抱えて、駆け下りてきました。それを補佐する何人かの人もいます
たいまつは、私のポイントの赤い鳥居を、くぐります。『よしッ今だ。』
シャッタチャンスです。『カシャッ』 シャッターはおりた・・・が、『ンッ』モニターに画像が出ない。
なにが、どうなったのか、よーするに、写ってないのです。 で、状況実況しますと、見えた火は
おおきな、2メートルちかい、大たいまつに火をつけて、それを、1人が抱えて、周りの介錯人が
介錯棒で支えて、山を駆けおりて行くのです。大たいまつは、そのままでは鳥居をくぐれません
1人で、持つだけでも、たいそうなものを、横にして、鳥居をくぐるのです。横にするには、
何人もの介錯人が、介錯棒で、火の燃えている部分を、支えて、横にして、くぐるのです。
ここが、1つの、お燈まつりのシャッターチャンスでも、あるのです。それがミスショットとは残念。
でも、新宮消防隊がいなければ、撮れたかも!と、人のせいにする。ダメなヤツですよね~。
大たいまつは、見事、鳥居をくぐって、山を駆け下りて行きました。大たいまつを抱えている
若者の肩を「ポン」たたいて、激励する長老がいます。「がんばれや」と言っているのでしょう。
伝統行事を受け継ぐには、年寄りから若者へ、先輩から後輩への意志の疎通も大事です。
「ええもん」、観せてもらいました。
この大たいまつは、石段途中の、中の地蔵までだそうだ。そこで、上り子達が、自分のたいまつ
(一人、一人がもっているぐらいのもの)に火を移し、今度は、山を駆け上るのです。
境内で待っている上り子の中から声が上がります。『火がきたぞー』『火がきたぞー』
同じ大きな声だから、演出だったのかな?。『上手いな~』。
きたぞ、きたぞ たいまつの火が見え始めました。
一ツめ。 二ツめ。 三ツめ。どんどん上ってきました。赤い鳥居をくぐって、上ってきました。
上の写真は、三ツめが、赤い鳥居を、くぐって、総勢が待つ境内に、入ろうとしている瞬間です。
『お~い』『お~い』そこに、立つなよ 鳥居が、見えないじゃないか
この赤い鳥居の下を上って来た、上り子の「燃え盛るたいまつ」が威勢よく通っていくはずだったのに。
ヘルメットや、誰かさんに、さえぎられて、スーパーショットが、台無しや
鳥居に付けられた、山門(写真のもの)は、上って来た上り子のたいまつが、全部、境内に入ると、閉まるのです。
境内では、上って来た、たいまつの火を、先を争って、自分のたいまつに移します。2300人の上り子です。
その、2300人のたいまつに瞬く間に火は移り、境内は火の海、『山は火の滝』です。壮観です
総勢の上り子のたいまつに火が移りました。もう正に『山は火の滝』です。あとは、『下り竜』です。
誰からともなく、閉まっている門の前に集まって『門を開けろ』 『早く、開けろ』 『開けろ』 『開けろ』
境内は、騒然となってきました。
また(つづく)ごめんなさい。
いつも読んでいただいて、ありがとうございます。
ランキングバナーを、変えて、心機一転、挑戦します。
和歌山を コチッっと、していただくと、大変うれしいです。
地域ブログ和歌山です。一覧で、和歌山を、覗いてみて下さい。
(Ⅱ)までのところは、私の三脚を立てた絶好のポイントに、新宮消防と、ネームの入った
人達が大勢立ち込んできたところでした。ここが、新宮消防の待機場所だったとは
『そこに立ったら、前がふさがるがな』『山は火の滝、下り竜』が
朝日新聞のように、とれないじゃーー「アーリマセンカ」というところでした。
周りは暗く、メーンイベントの時間も迫ってきています。いまさら、三脚をもって、場所探し
という訳には、いきません。『ええーぃ、ままよ』 ここで、シャッターチャンスを狙うわい。
でも、あんまり、腹は立ちませんでした。冷静に、その瞬間(とき)を待ちました。
それは、突然、始まりました「ごとびき岩」の辺りでしょうか、火が5~6メートルも、燃え上がりました。
ほんの、少しの間をおいて、ひとつの火が群衆となった上り子を、割って、山を下りてきました。
『道をあけろ』『道をあけろ』大きな声で、怒鳴る声が、聞こえてきました。
火は大きな、たいまつで、それを一人で、抱えて、駆け下りてきました。それを補佐する何人かの人もいます
たいまつは、私のポイントの赤い鳥居を、くぐります。『よしッ今だ。』
シャッタチャンスです。『カシャッ』 シャッターはおりた・・・が、『ンッ』モニターに画像が出ない。
なにが、どうなったのか、よーするに、写ってないのです。 で、状況実況しますと、見えた火は
おおきな、2メートルちかい、大たいまつに火をつけて、それを、1人が抱えて、周りの介錯人が
介錯棒で支えて、山を駆けおりて行くのです。大たいまつは、そのままでは鳥居をくぐれません
1人で、持つだけでも、たいそうなものを、横にして、鳥居をくぐるのです。横にするには、
何人もの介錯人が、介錯棒で、火の燃えている部分を、支えて、横にして、くぐるのです。
ここが、1つの、お燈まつりのシャッターチャンスでも、あるのです。それがミスショットとは残念。
でも、新宮消防隊がいなければ、撮れたかも!と、人のせいにする。ダメなヤツですよね~。
大たいまつは、見事、鳥居をくぐって、山を駆け下りて行きました。大たいまつを抱えている
若者の肩を「ポン」たたいて、激励する長老がいます。「がんばれや」と言っているのでしょう。
伝統行事を受け継ぐには、年寄りから若者へ、先輩から後輩への意志の疎通も大事です。
「ええもん」、観せてもらいました。
この大たいまつは、石段途中の、中の地蔵までだそうだ。そこで、上り子達が、自分のたいまつ
(一人、一人がもっているぐらいのもの)に火を移し、今度は、山を駆け上るのです。
境内で待っている上り子の中から声が上がります。『火がきたぞー』『火がきたぞー』
同じ大きな声だから、演出だったのかな?。『上手いな~』。
きたぞ、きたぞ たいまつの火が見え始めました。
一ツめ。 二ツめ。 三ツめ。どんどん上ってきました。赤い鳥居をくぐって、上ってきました。
上の写真は、三ツめが、赤い鳥居を、くぐって、総勢が待つ境内に、入ろうとしている瞬間です。
『お~い』『お~い』そこに、立つなよ 鳥居が、見えないじゃないか
この赤い鳥居の下を上って来た、上り子の「燃え盛るたいまつ」が威勢よく通っていくはずだったのに。
ヘルメットや、誰かさんに、さえぎられて、スーパーショットが、台無しや
鳥居に付けられた、山門(写真のもの)は、上って来た上り子のたいまつが、全部、境内に入ると、閉まるのです。
境内では、上って来た、たいまつの火を、先を争って、自分のたいまつに移します。2300人の上り子です。
その、2300人のたいまつに瞬く間に火は移り、境内は火の海、『山は火の滝』です。壮観です
総勢の上り子のたいまつに火が移りました。もう正に『山は火の滝』です。あとは、『下り竜』です。
誰からともなく、閉まっている門の前に集まって『門を開けろ』 『早く、開けろ』 『開けろ』 『開けろ』
境内は、騒然となってきました。
また(つづく)ごめんなさい。
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写真でその迫力が伝わってきます
人も多く暗い足場の悪い中、じっと待った甲斐があって良かったですね
2300人のたいまつに火が燃え盛り、上り子たちが、騒然となって
『早く門を開けろー』と口ぐちに叫びだす様は、山の麓からみれば
山は燃えているでしょうね、山火事にみえるでしょう。
その火が駆け下りたら、『山は火の滝、下り竜』と、唄われるのも、うなずけます。
(myfootprint)さんは2回も行っているんだって。
あの石段を駆け下りたい!!だって。
連続ドラマのように引き込まれる文章
「すごい」の一言
それに・・・
ブログランキング1位
これもまた・・すごい!
とにかく すごいです!
えらく、褒めるな~。そんなに、言われても、何もでないよ。
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次も、たのんます。
神倉神社続き待っています
ごとびき岩はいつになりますか?
いま、神倉神社の完結編を、編集中。
「ふぐり」をどうやって、隠そうかと、思案中です。
(リン)さんに、あまり「ふぐり」々、というなって、言われるかな。
いっしょに撮れなくて、残念でした。
傍に、いらしたら、教えてもらって、寸足らずの『下り竜』が
もっとましに、撮れたことでしょうに。
しかし、チョウシモンは、熊野の宿の親睦会が目的でしたから
たいへん、楽しく、過ごさせていただきました。
ありがとうございました。