定年前おじさんの介護ヘルパー挑戦談

有料老人ホーム、特養。ホームで日々起きている実態、しみじみとした感動と驚きの不思議なお話をいっぱい!

胃ろうの方が増え、食道ろうの方が入居。そしてパーキンソン病。

2011年11月10日 | 有料老人ホーム

 私のいる認知症フロアーには、血管性のパーキンソンの方(男性)がいらっしゃいます。

声が小さくて、言葉はやっと聞き取れるくらいです。

歩きは1歩目がやはり出ずらくて,前のめり。

そんなときは、向き合って両肘を下から支え、相手の両手をこちらの腕の上においてもらいます。

そして『はい、右から出しますよー右、左、右、左、、、』

という具合です。

初めはパタパタしてつまずきそうになりますが、そんなときは一度止まって一息ついてから

『はい初めから、右、左、、』

こちらの足の運びはできる限りゆっくりにして、それにあわせてもらうようにすると

よく歩けます。相手の右が出るときはこちらの左足が後ろへ。ダンスのようですねー

 日によってよく歩ける日そうでない日がまちまちですが、よく足が出る日はこちらも嬉しくなります。

こんな風に少しずつ良くなってくると、是非ご家族に見てもらいたいと思います。

 あとはしゃべりですねー。なんとか会話のリハビリもやっていきたいと思います。

脳血管性だから発症して手術までの時間が勝負でしたからどうでしょう。

でもリハビリはとにかく早く始めて焦らず毎日ですね。

本人の続ける意思の固さが一番大事かな?

それを支えるのが僕らの仕事でしょうね。

他には、口が大きく開かない、よだれはたれる、薬はなかなか飲み込めなくて口の中にしっかり残るし、、

食事介助はほとんどしなくてOK。「副食は刻みで、主食はお粥」です。

 以前NHK教育でパーキンソン用『お勧めの歩き方訓練』を見たことがあります。

廊下にテープではしご上に線を引きます。

その線を踏まないように歩くと、あの『すくみ足』が出なくて、

なんとしっかりした足取りではありませんか、、、

そこに出演されたご本人もご主人もびっくりしていました。

今度うちでも試してみようかと思います。

又ご報告しますねーー

 

 

 

 

 

 

 

 


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