定年前おじさんの介護ヘルパー挑戦談

有料老人ホーム、特養。ホームで日々起きている実態、しみじみとした感動と驚きの不思議なお話をいっぱい!

胃ろうの人を食堂に?刺激ありすぎー

2011年09月03日 | 有料老人ホーム

 台風が近づいていますね。

朝から風が吹きっぱなしで

窓につけた夏用のすだれがあまりに翻っているので

取り外しました。

全国でけが人や行方不明の方が増えているようです。

これから2~3日は気をつけましょうねー

 

 さて、新設した有料ホームの中でのお話です。

胃ろうの方が又増えてきました。

部屋で点滴のように滴下する方と、

チューブで注入する方とがいますが、

僕らの役目はナースが注入や滴下のセットをする前に

おむつ交換をして体を上向きにし、

ベッドを30度くらいにギャッチアップします。

ひとつのフロアーでは、15名の内5名のかたが胃ろうなので、

この準備がかなり忙しくなってきました。

お通じがあるときは倍の時間がかかります。

それも何人かが連続すると汗びっしょりになります。

 先日、胃ろうの滴下が終わった人がいつの間にか

食堂に車いすに座っていて。

比較的動きがあって机をたたいたり奇声を発したりするのですが

部屋において置けなかったのでしょう。

他の方が食事をしているのをそばで見て

「甘い紅茶が飲みたいよー」と

このきっかけで口から少しでも飲めるようになればよいのですが

胃ろうは不自然です。

家族の方ならゼリーからとか試せるんですが。

やはりできれば口からの食事をしていただきたいですね。

つくづく思った日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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