中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

月刊『中華街』昭和48年5月号から

2024年11月16日 | 中華街いろいろ

 月刊『中華街』。昭和48年5月号から一部抜粋したもの。
 これは連載・「中華街史実録⑤ 横浜中華街の盛衰」
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 「金陵」の主人、簡蘇梅さんにインタビューしてまとめた記事で、中華街の盛衰を簡単にまとめている。
 簡さんが来日したのは関東大震災の直後だというが、本当なのかな……。中華街の建物は煉瓦造りだったため壊滅状態だったはず。どこか郊外の町にでも入ったのか……。
 その後、中華街は煉瓦造をやめて、木造建築にしたのだが、昭和20年5月29日の焼夷弾による横浜大空襲によって、再び壊滅された。煉瓦ではなく木造だったのが災いした。

 昭和15年頃の中華街にあった店は、「金陵」の他に「平安楼」、「安楽園」、「聘珍楼」、「成昌楼」、「鴻昌」、「永楽園」くらいだったという。

 戦時中は馬肉や鯨肉を使った酢豚があったそうだ。これは現代でも食べてみたいと思う。
 

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2025-02-09 10:01:52
長年、楽しく参考にさせていただいております。
月間中華街の記事に合わせて、酔華様の思い出が語られるこちらのシリーズも興味深く拝読いたしております。
下記のサイトでは金陵は復興最中に開業とありました。
復興中だからこそ新しいお店を開きやすかったのかもしれませんね。
また、金陵の簡蘇梅さんで検索したところ金陵が赤字になるくらい気前の良いお方だったそうです。
香港ナビ
<横浜中華街で感じる香港、その2-炭火チャーシューの店『金陵』>
https://www.hongkongnavi.com/special/5002434
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Unknown (管理人)
2025-02-11 13:18:41
>Unknownさん
関帝廟通りに「金陵」が残っています。
最近はご無沙汰していますが、
あそこもいい店です。
食べに行きたくなってきました。
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