閉店・開店・改造・移転…まだまだ続く街の変化

すごい勢いで変化している横浜中華街。最近の街の様子をお伝えしよう。 　まず、冒頭の写真は西門通りにある「景珍楼」。なにやら大改造が行われており、内部をのぞくとなかなかシックな内装にリフォームしている様子。どんな変身を遂げるのか、楽しみである。 　飲食部門を縮小してきている南門通りの「横浜大世界」。３～５楼までフードコートだったのだが、４楼の各店に続き５楼の「桃皇楼」も卒業してしまった。 　その跡地は、期間限定で「トリックアートギャラリー」になるようだ。 　ダンパマンなどを売っていた表の屋台は、今度は「金魚焼き」の屋台に替わる。６月７日（土）オープンという張り紙が出ている。 　生の金魚を焼いて食わせるわけではないと思うが、鯛焼きの金魚版なのだろうか？ 　南門通りの食材等小売店「栄華」。こちらも５月末で閉店した… 　大通りの「中華楼」。「中華飯店」と並ぶ“シンプルな店名”の代表格だったが、５月１１日で閉店した。 　これを撮影した時点では、まだ閉店したとは知らなかったのだが、読者のKazさんから情報をいただきネットで調べてみたら、やはり廃業していたんだね。 　読者の半蔀さんから「市場通りの日日華の中が空っぽで工事をしてます」との情報をいただいた。氏のコメントに「横浜チャイナタウン公式ページにて確認したところ、日日華のリンク先ページが工事中？なので、ちょっと不安」とあったので確認すると、やはり公式ページから消えていた！ 　ここの肉まんが大好きだったのだが、大丈夫なのかなぁ…。心配だ。 　それと、クラルスさんが教えてくれた菠蘿包も美味しかったなぁ。 　いや、まだ閉店と決めつけてはいけない。大改造なのかもしてないからね。リフォームであることを願う。 　最近は閉まっていることが多い市場通りの「翠亨邨茶寮（スイハンビレッジ）」で、なにやら工事が始まっていた。 　その近くにある、究極の肉まん「雅秀殿」。ここも工事が始まっている。 　香港路の「順海閣新館」跡。しばらく空き家になっていたが、借り主が現れたようだ。こんなスタッフ募集の張り紙が出ていた。 　これによると中華料理店が入るようだ。「大鵬」という店らしいが、どうも中華っぽい名前ではないよね。でも、念のためネットで調べたら京都にこんな店があった。 　まさか、この店が進出してくるわけではないだろうなぁ… 　関帝廟の横にある「山下電気」。電気小物などよりも、ファンシーグッズなどの展示が目立つ町の電気屋さんだが、店の半分が手相見に変わっていた。 　先ごろ亡くなったここの経営者は戦後、中華街の店の電気工事を一手に引き受けてやってきたという。戦後の街の発展を考える上で、この方の功績には計り知れないものがあったようだ。 　事件現場ではない。 　あの特徴ある外観を誇っていた北門通りの「均昌閣水龍宮館」。長いこと閉鎖したままだったが、巨大な龍の入り口が解体された。同時に内部も解体しているようだ。 　本須さんから情報をいただき確認しに行った福建路の「広州飯店」。確かに解体工事が始まるようである。 　多くの人に惜しまれて閉店した「大珍楼別館」の料理が、こちら本店の１，２階にやっと移転してきた。 　ショーウィンドーには、別館当時のメニューが展示されている。 　ここは食べ放題専門の店なのだが、どのように住み分けるだろうか。 　それと、今までは通常の閉店時間だったけど、これからは午前２時までやるんだね。楽しみだなぁ… ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」ランチ情報はコチラ⇒