夕方の４時半、慌しく過ぎていく。

朝から胃カメラの検診に行った。
この間の定期健診で検便から検査するようにということで大腸のポリープを２個切り取った。そして胃の検査もすることになった。
飲んで食べてしている人に正常ではないと私は思い飲むこと、食べることに怒るが聞く耳の持たない人で-----。
それでもよく食べてよくビールを飲んでいる。

今朝は朝からどうしても韓国に送る郵便があったので簡単に手紙をパソコン入力して作っていくがそれでも１時間程度かかった。
郵便で送るようにできてパソコンを閉めて外出の支度をした。
自宅を出たのが１０時半、２４分の中循環が行った後、市内循環バスも出た後なのかなかなか来ない。
やっと奈良公園周りの市内循環バスが向こうから来た。
奈良公園の桜を見ながら近鉄奈良駅に行って富雄までまず先に出かけようと思っていた。
奈良公園周りの市内循環バスに乗ろうと思って大通りを渡った。バス停の前に来ると見たような車が私の横にとまった。車番を見ると夫の車だった。
夫はドアを開けて「行くのか」というので私は「これから行くところ」と行ったら富雄まで行ってくれることになった。
夫の車に乗って天理街道を走って奈良ホテル近くと浮見堂近くの満開の桜を見学して大宮通りを走って富雄に向かった。
近鉄富雄駅から近いところだが探すのに苦労する路地の中にあった。
銀行で用事をすませてまた奈良に向かった。
私は近鉄奈良駅前で降ろしてもらった。
夫はそのまま自宅に戻った。
病院からの帰りには自分の食べる食材は忘れないで買ってきている。
それでまたテレビを見ながら----。
この頃、韓国テレビが面白いと言っては韓国テレビのホームドラマを見ている。
ホームドラマが面白いらしい。
私は東向き北通りにある郵便局によって韓国に送る郵便物を出して行きつけの喫茶店に向かった。ここに着くと１２時前である。
新聞を１紙読み始めると常連の１人の女性が入ってきた。
この時間は空いている。
私の雰囲気をみたのか今日は仕事がないと思われたらしい。
話しかけてこられた。
いつもの友だちが一緒でないのでどうしたのかと----。
私は「あの人は友たちが多いから今日はテニスに行っている」と話したら、「あんたには話しやすいから受け止めて聞いているから話しておられる。友だちが多くてもプライドが高いから虚勢を張らないといけないから話せないこともたくさんある。あんたには話しやすいから聞いてあげたらいい。何年かたつとあんたに全部プラスになるから」と８０歳近い女性がそう話して下さる。
もともと大きい病院の看護婦長を長いことしておられたのでいろんな人生を見てこられた。女友だちと話している様子も何度も見ておられる。
そんな様子で何もかも察しておられた。
私が聞き役になっていることをよく知っておられた。
何のとりえもなく器もない私に女友だちが私は２時間でも３時間でも自分の話をさらけ出してするが私は中味は絶対に他所に話さない。
聞いてそこで終わっている。

看護婦長をしていた女性は私のことをよく見ておられる。
仕事柄、いろんな人に取材して記事にしてきた。海千山千と----。
仕事だからどんな所にも私は入って取材してきた。
元看護婦長は私のことが何も言わなくても見えているらしい。
人生を積み重ねてきた人から見ると私はまだまだ子どものようである。

親はものすごく苦労したがもともとは世間知らずで育った。
結婚してもそう世間を知らないできたが仕事を持ってからはいろんな人に出会ってもまれてきた。もまれる中でも金で取引する広告業務を一切しなかった。
私には向いていないと自分のことを判断した。記事と広告と割り切れない性格ということを１番私が知っているので一切かかわらなかった。
そして月刊奈良で記者として育ててくれた今は亡き編集局長の言葉も心のどこかにあった。「いい記事を書くのには絶対に営業はしてはいけない」と、よく言った。だから私には営業をさせなかった。
そんなことなどなど人生の先輩にたくさん教えてもらった。

１時間近く話してやっと元看護婦長は席を立たれた。
時計はもう１時２０分になっていた。
私は１時４５分まで１紙の残りともう１紙を急いで読んだ。
昼食はこの喫茶店でピザートーストを食べた。
喫茶店を出たのが２時前、銀行のキャッシュコーナーに寄ると私の口座に何がしが振り込まれていた。
引き出して入れるところに入れて少し入ったので本屋に寄って文庫本をまとめて何冊か買った。これで文庫本の読み終わりを気にしなくて読める。次の本を読むのを楽しみながら読める。
スーパーによって食材など買ってバス乗場に行くと２時３５分、少し待って中循環バスに乗って自宅に戻ると３時前、荷解きをしてシャワーを浴びるともう４時前である。
１日が慌しく過ぎていく。
これから夕食の支度です。夫が催促している。
時計は４時半過ぎた。