午後４時過ぎです。

洗濯物を干しにベランダに出ると風が吹いている。

気持ちのいい風に冷房を消してと思うが冷房を消して網戸にするとまた暑いだろう。
今日は１１時に自宅を出た。奈良公園周りの市内循環バスに乗って近鉄奈良駅に出た。１１時１５分です。行きつけの喫茶店に行って新聞２紙を読んで文庫本を読んでいく。１時１５分頃喫茶店を出て本屋に寄って入荷してもらっていた本を頂いてスーパーに寄って足りない食材を買っていく。

本屋に行く前に近鉄奈良駅の構内の通り道で知人と会った。
これから奈良県女性センターに介護についての研修会に参加するという。
「一緒に行きませんか」と誘って下さったが自宅に戻ってすることもある。
あるところに文書をＦＡＸ送信をして取材交渉をしないといけない。
朝、ＦＡＸ送信をするが何度しても送信できない。
午後、自宅に戻って送信できなかったに電話をかけて問い合わせないといけない。自宅に戻ってＦＡＸ送信するとようやく文書をＦＡＸ送信ができた。
また頃合を見て電話をしなければならない。

それに今日は研修会に顔を出して久しぶりに顔を合わす人も多いと思った。その久しぶりの会話をすることに気が引けた。なんとなく今日は気を使って話したくない気持ちが動いた。
喫茶店で誰にも邪魔されずに静かに新聞と本を読むことができたのでこのまま誰にも気を使わないで自宅に戻りたいと思った。
それで「また」と断ってスーパーで買い物してバス乗り場に来るとご近所の高齢者の男性がお茶を誘って下さった。それも今日はなんとなく気乗りがしない。
「家に帰ってする用事があるから」といって断った。
すこし不機嫌な顔をされたが私は自宅に早く帰って夕食を１品でも作りたいのでお断りした。

１時３１分の中循環バス、少し遅れて来たが自宅に戻ると１時４０分です。
中循環バスに乗ってしばらくするとバスの走行が違う。
市内循環でＪＲ奈良駅に行こうとしている高齢者の男性、気配で分かる。
私は「これはＪＲ奈良駅に行きません」といったらあたふたしておられた。
結局、やすらぎの道のバス停で降りられた。
一緒に乗り合わせたもう１人の高齢者の男性は「市内循環か中循環を確認して乗ればよいのに」と、私に話しかけられる。
その男性は中循環が空いているのでこのバスに乗るという。
学園前から来ているという。近鉄奈良駅のスーパーが少し安いので買い物してバスに乗って途中下車をしてあるところで少し休憩をしてお風呂屋さんに行くという。なるほど。こうした過し方があるのかと感心した。
はたして１人暮らしかもしれない。奥さんが先にいかれたのかも。笑った顔は上品な顔をしておられた。どんな仕事をしておられたのだろうか。
１つの食材にここは○○円が安いと話されて年金受給者のつつましい生活が見え隠れしている。

また変わった若い女性を近鉄奈良駅前のスーパーのレジで見た。
見え張りというのか。小奇麗な顔して化粧してつけまつげもバッチリつけている。買い物したものは茄子の煮びたし１パック、もう１パックはイカの天ぷら１個とコロッケ１個が入っていて、ポテトチップスのスナック菓子２袋です。
レジの人はいつもの透明なレジ袋に入れようとしたら中味が見えないものにして下さいという。
会社を他の用事で抜けてきたのか、私はそうではない。食べ物を見られるのが恥ずかしいと思った。これでお昼、ビールを飲んでこれをつまみにして昼食なのか。見えない袋と言う前に買い物袋を持ってくればと思ったが若い女の子はそんな袋を持つのも抵抗があるのか。
見えない袋に入れて下さいというのもそれ当たり前と思う人もいるかもしれない。けれど後ろに並んでいる人がいる。またレジ袋を白い袋を取り出して入れ替える作業にも手間取っている。
なんとこんな若い女性が結婚して子どもを産んで育てていく。
自分本位で地球が回っている生活はそう簡単に変えられない。
こんな人たちが学校にも地域にも文句ばかりいってなんでもかんでも人のせいにしていく人になっていく。
なんと、恐ろしいな。

東向き通りは自転車に乗ったままの走行は禁止なのに高校生たち２・３人が連れ立って乗ったまま走行している。小西町通りも同じく高校生たちが連れ立って走行している。私ももう面倒で注意しないが誰も注意する人はいない。
奈良県民のマナーの悪さ、家庭・学校教育の悪さを思ってしまう。

レジで見た若い女性、食べる物は極力節約して衣装や化粧品にお金を使っているのだろうか。次世代の子どもを作るのに栄養の取り方がおかしい。そんなレジの光景を見た。こんなこという私はまた人様に余計なお節介といわれそうです。

自宅に戻って夕食の支度と家事をしていく。
台所に立つと汗が吹き出てくる。
終わってシャワーを浴びて洗濯をベランダに干しに行くと心地よい風が吹いている。ほんのいっとき涼をとった気持ちに慣れた。
またあした---。