鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

今日は1日外に出ないで家にいた。

2007-10-14 21:05:18 | 直言!
8月・9月・10月のはじめと忙しく駆けぬけていった。
猛暑の中を走りまわったのがもう季節は秋である。
かつて40代は今ごろの季節は猛烈に忙しくしていた。
よく民団支部の秋の研修バス旅行にも同行取材した。
そこで滋賀県の湖東三山の渡来文化史跡にもでかけた。そこで見たのが石塔寺の石塔だった。ハラボジ(おじいさん)がカッ(帽子)をかぶって立っている様子に見える石塔寺の石塔、何度も訪問した。
今はもうそんな同行取材もしなくなった。
乗り物よりも移動で歩くことも多いので行かなくなった。
三井寺だったのか。寺の名前が間違っているかもしれない。
金色に染まる紅葉は見事なものだった。
境内を歩いても歩いても紅葉のアーチを歩いた。
40代の私はこのアーチに興奮したものだった。
あれから幾年も過ぎてしまった。
韓国の風景は紅葉と言えば江華道に行ったときだった。
どこのお寺か忘れてしまった。参道歩いていくと真っ赤に染まった木々に感動したものだった。
秋の光景で忘れられないのはやはり秋の農村である。
ソウル駅からセマウルに乗って慶州や釜山に行った。
車窓から見える農村、黄金色に実った稲穂の田園風景がずっと続く。
特に木浦に行く時の景色、田園がずっと広がる。ずっと広がる。
今は韓国産の米として韓国の人たちの家庭に運ばれている。
広大な田園風景にかつて日本植民地時代、ここから日本に米が軍用米として運ばれた歴史がよみがえってくる。
国土が発展して経済力をつけてきた韓国、先人たちの苦労の末に今があると身につまされて考えてしまう。
そして今はまた米は北朝鮮に運ばれている。
分断国家の悲劇が今なお半世紀以上もつづく現実に胸が痛くなる。
近年、同行取材には私が支障をきたすようになってきた。
乗り物に乗っている間はいいが移動が大変である。階段など気をつけなければならないのでたいていの同行取材は遠慮している。
1人で出張するのは私1人の行動なので多少時間がかかっても無理のないようにしている。
錦織り成す紅葉の季節にふと若い時代、猛烈に走りまわっていた時代を思い出した。
奈良の紅葉は奈良市の郊外、正暦寺の山門に広がる紅葉は薄く赤く染まるもみじ、そして深く染まるもみじに魅了する。
仕事で入ったことはあるが仕事がないとなかなかそこまでいかない。
バス停からまた遠いところにあるのでなかなか足が伸ばせない。
10月も半ばになった。
そろそろ紅葉に入っていく。
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