４月５日（火）暖かい。そして夫が自宅にいる。

ライフワークのための取材を１人する。
１１時半から私の行きつけの喫茶店でするがその前に新聞２紙を読まないといけないので早く身支度をしないといけない。
奈良県ではマナーに関しては第一人者として活躍してこられたが高齢になられたので１つの教室は後継者に託されてやっと自分の時間ができるようになった。それで今回、お話を聞く時間を作って頂いた。
どんなお話が聞けるのか楽しみにしている。
今日はまたバタバタした１日になりそうた。

昨日、珍しいものを見た。
しだれ桜の満開の様子を写真に撮りたいと思って氷室神社に行くと昔懐かしいものがすえられていた。
手を洗うものか何をするものなのかわからない。
ポンプを押し上げると水を出るのは確かだろう。
それを確認しないで写真だけ撮って近鉄奈良駅に向かった。
私がこのポンプの写真を撮っていても周りで撮影しているほとんどはしだれ桜にレンズを向けていた。

私が子どもの頃、育った木津町の町の中には時としてポンプがあった。
木津町は私が６歳で山城町から引越しをしてきた時にはもう水道があった。
私が生まれて６歳まで暮らした上狛小学校前の借家には井戸があった。
井戸で水を汲んでいたのが借家の大家さん。魚と野菜などを売っていた。
井戸の前に行くと「これ」とこの大家のおばさんが睨んでいた顔は思い出している。
ここから少し行くと又従兄弟の家があった。
ここの生活用水は長い間、写真に写るポンプだった。
形は懐かしいがここにすえられているポンプは新しいものだ。
私が子どもの頃、見たポンプはもう黒くなっていた。けれど昔懐かしい形のポンプを見たのはもう何十年ぶりだろうか。
かれこれ５０年以上経っているような気がする。
懐かしいポンプを写真におさめた。
さてこれから身支度です。

写真は２０１１年４月４日、正午（１２時に撮影）氷室神社にすえられて昔懐かしい形のポンプです。