先週火曜日に行ったきりだった。

アートコーナの生花が変っていた。お水取りの大松明の行事は3月12日で終わった。そして春を告げる暦に入る。それにあわせて花は変っていた。
カサブランカが生けられて春の色、緑をふんだんに生けこまれていた。東大寺の風景画の油絵が少しずれていて春のおとずれは若草山なのだろうか。春日山それとも飛火野、想像するのいろいろできる。経営者の奥さんの感性もまた普通の人と違うので凡人の私とまた違うことを思っておられるのだろうか。
早春賦そして卒業式を思わせるカサブランカ、春のおとずれは卒業式と入学式、入学式のなると何をいけて下さるのだろうか。花を慈しむ心はそこかしこに出ている。次は何を生けて下さるのか楽しみ。
桜の花にまわりは筍の若竹なのだろうか。何かしら。また楽しみ。
カサブランカ、百合なのだろうか。
花の前に来ると人の悪口も立ち消えになる。不思議-----。
よく言っていた。今は亡き地方紙の記者だった人、「花は裏切らないから」という。そんなことを言うこの男性に私は心の中で「男性が今まで女の人を裏切っているのと違う」と-------。
女の裏切りは男性の心に染みているのだろうか。「花は裏切らない」という。