鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

今日はクタクタ。自宅に着くと5時半。

2009-03-17 19:35:40 | 直言!
朝から扇町公園の近くで取材して天神橋筋商店街を歩いて昼食をしてJR天満駅から電車に乗ったのは1時過ぎ、鶴橋について目的の場所に着いたのが1時半、2時前後というので早い。
ウロウロして1時45分に入って1時間ばかり取材して鶴橋の駅にでた。
3時過ぎの奈良行快速急行に乗った。
運がよかった。1人の高齢者の婦人が縦座席の通路側にカートを持って座っている。窓際の座席に誰も行かない。
私は遠慮なく「よろしいですか」と聞くと「どうぞ、どうぞ」と言って下さって座ることができた。高齢者の婦人は「カートを持っているので奥に入れませんので」といわれる。
近鉄電車の縦座席はカートを持っていると座りにくい。ドア近くの通路側なら気兼ねなく座ることができる。
奈良駅に着くと3時半、ちょっと休憩して帰ろうと行きつけの喫茶店に立寄った。
店は混んでいる。たまたま奥の座席があいていたので座った。
隣には高齢者80歳を過ぎた男女が座っている。
最初は夫婦かなとおもっていたらこの喫茶店で手をテーブルの上に手を出して握り合っているではないか。うん。まったく。驚いた。
そして女性の手には薄いピンクのマニキュア、耳にはイヤリング、バッグはしやれたブランドのバッグ、なるほど。高齢者の風格である。一生懸命におしゃれをしている。
男性も小奇麗にしゃれたセーターを着ている。
その会話は途切れ途切れだが女性の方が今まで付き合っていた女性のことを聞き出している。男性はまたそれを話している。
私はこれほんまの恋? それとも結婚詐欺? と思ったが男性は帰ろうとするのになかなか女性は立ち上がって帰ろうとしない。
女性がトイレに行っている間に男性は自分の手帳を見ている。手帳は今会っている女性の名前が書いてある。トイレから出てきた女性はその手帳を見た。
そして女性は言う。
「そんな奥さんがみたらどうするの」と言う。
男性は「家内見ているで。年賀状も見ているで」という。
もうここで私はとっさに思った。
浮気男に奥さんも匙を投げているのか。
まあ年金をもらっているしこの人の性格は死なないと治らないという女の諦めが男性の背後から見える。

さて私はこれからスーパーで買物して銀行からお金も引き出して帰ろうとかなと思ったときに隣の女性はまだ帰りたくないこと男性にいっているのだろうか。男性は「いつでも会えるじゃないか」と甘い声でささやいている。私はあほらしくて聞いていられなくて席を立った。
その前に知人にメールをした。
「老いらくの恋が今ここに。それで私は驚いてびっくりしている」と。
そしたら知人の返信は「春ですね。お水取りも終って」と。「人の恋路の邪魔は窓の月さえ憎らしい」と。なるほど。高齢者の男女は私が目障りだっただろうな。
しかし私も老いらくの恋なんて見たくない。
しかし人間の性というものは怖いなと思った。男も女も----。その私は何の関心もなくタンタンと暮らしている。もうそんなことがわずらわしい年にもなった。
そんなことがもう面倒----。ただ平凡に夫と穏やかに健康で生活できればと願っている。
そんな中でも疲れるほど慌しい日をすごす時もある。
今日は午前、午後とのかけもちの取材になった。
仕事だけだったらまあまあだったのに人の恋のささやきにもっと疲れた。
それも80歳過ぎた高齢者男女の恋のささやきにもっと疲れた。
そのときの男性、高齢者でもその目つきはなんとも言えないセクシーな目をしている。
その目をまた一瞬見てもっと疲れた。ああしんど。寝たら疲れが取れるだろうか。
誰かは恋が出来ない悔しさと嫌味をいうかもしれませんが年を取るとこんなことはもう煩わしい。コーヒー飲んで話してそれで充分、何もないのがどれだけ気が楽か------。
男性がしきりに「出会い、出会い」と言っていたのがこれも高齢者の「出会いサイト」なのだろうか。世の中やっぱり怖い。恐ろしい。
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