鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

7月29日、久しぶりに歌番組を見た。

2006-07-31 19:41:30 | 直言!
そしたらBS11で作曲家の古関裕而さんの特集番組が夕方からあることを知った。めったに歌番組を見ないのにこの番組を見たいと思った。
ほとんど知っている歌だった・この中で意外だったのが「阪神タイガース」の「六甲おろし」、「ジャイアンツ巨人」の「闘魂をこめて」という応援歌は古関祐而さんだったという。
そして高校野球、夏の甲子園で行進曲に流れる「栄光に輝く」だったと思う。この歌も作曲されたという。
なるほど戦前・戦中・戦後と作曲活動された。
ほとんど知っている歌だった。
戦前の「軍歌」も作曲された。誰もが知っている歌だった。
戦後は「君の名は」、そして有名な「長崎の鐘」さらに「東京オリッピツク」の行進曲も作曲されたという。
あの懐かしい歌もあった。
「緑の丘の時計台 鐘がなりますキンコンカン メエメエ子山羊がないています。風はそよそよ丘の上 黄色いお屋根はおいらの家だ」
この歌はメロデイーがきれいでラジオから聞こえるとなんなしに耳から覚えた。
子ども頃だったと思う。みんなよく歌っていた。ものすごくヒットしたのだろう。
しかしテレビの懐メロ特集ではあまりとりあげられない。
戦災孤児が住んでいた施設だったという。時代を通して歌を作られた。
「長崎の鐘」もそうだった。
しかし「六甲おろし」に「闘魂をこめて」は野球球団の応援歌、時代はその時代を映している。いつの時代も「巨人」が強かった。それが近年「阪神」が強くなった。けれど昨日はヤクルトと引き分け、中日に5・5の差になった。
もう、何があかんの。打線があかんの。
「しっかりせい」と大きい声で叫びたい。
そんなことで「阪神」が勝ったときの「六甲おろし」は気持ちがいい。
野球に関心のないときは夫が「阪神」が勝つと「六甲おろし」をテレビと一緒に歌っていた。そばで見ていて「あほかいな」と思っていた。
それが2003年、阪神が優勝してから私は野球に関心を持つようになった。
夫がテレビを消そうとすると「六甲おろし」があると言っている。
戦後の日本、買出しも闇市も私は体験していない。1944年生まれでまだ赤ちゃんだった。
ただ何もない時代に育ち日本の経済復興の歴史とともに人生があるような私の生まれた世代である。
クーラーもなかった。
夏は蚊帳を吊って寝ていた。冬はこたつだった。
チョコレートも高級品で卵もなかなか食べられなかった。
そんな子ども時代を過ごして大人になってきた。
地域社会があり地域の中で日本語の「もったいない」「はしたない」「みっともない」が頻繁に使われていた。そんな言葉を聞いて育ってきた。
それがこうした言葉は死語になりつつある。
「六甲おろし」「闘魂をこめて」の歌は今も歌い継がれている。
まだ人間社会もすてものではない。
こうした歌をききながら時代をふりかえっていた。
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