どんな経緯か詳しくは分からないけど、
生まれて間もない時に保護されて、ある病気と闘い、獣医師の献身的な介護の末、一命を取り留めたおよそ3~4ヶ月の子犬です。
私達スタッフが近付くと、いつも尻尾を振って甘えて来ます。
『ほら~~お散歩行くよ~~』
やや興奮気味に犬舎から出るわりに、外に出ると急にビビりになって足元をうろちょろ・・・クルクル回って急に立ち止まったり・・・
幼少期の病気のせいで脳に障害が残ってしまったと聞いたけど、
何て愛くるしい目をしているんだろう・・・首を傾げてキョトンと私達の方を見ている姿は何とも言えないほど可愛い~
愛護センターの子達は一言では言えないような様々なドラマがあるんですよ・・・。
生きている事には必ず意味があるのだと思う。
私は今年一年の最後にこの子と触れ合えた事を心から感謝したいと思った。
それは、私に改めて命の大切さと、勇気と希望を与えてくれたから。
ホント、この子達には教わることだらけです・・・
午前の清掃が一段落した時、一人のボランティアさんがミートローフを作ってきたと言って、
紙袋の中から大きな容器に敷き詰められた美味しそ~なミートローフを差し入れしてくれました
(Rさん、本当に気が効く!!有難うございました)
ワンコ達は匂いだけでも興奮状態 『ちゃんと味わって食べてね~~
』
普段、心が重くなるセンター内が、この時ばかりはスタッフの笑顔と、そしてワンちゃん達の笑顔も垣間見れた瞬間でした。
皆さん本当に、一年間お疲れ様でした