十二単の着装

20代の頃からきものを学ばせて頂き、長年お世話になっている「小林きもの学院」学院長 小林正江先生より、昨日は大変貴重な経験と学び、感動を頂きました。

令和5年 11月5日(日) 伊香保温泉の ホテル木暮 での、生徒さん達の発表会にて、司会、演出、最後に 五衣唐衣裳 (十二単)の着装と、お能の仕舞の一部を披露させて頂きました。

長袴 での足運び、ずっしり重い衣を纏いながらの所作、大垂髪(おすべらかし)の重厚感……数々の制限の中での舞でしたが、実際に十二単を纏った感覚は一生忘れません。
今でもずっと感覚が残っています。
また新たに、優美な日本の芸術文化についての気付きや学びを頂きました。

師匠の 観世流 能楽師 下平克宏 先生にも相談し、長袴での足運び(すり足)のアドバイスも頂き、お稽古しておりました。
能楽を学ばせて頂いていたお陰で、このような貴重な機会で舞いを披露することが出来、心から嬉しく思います。

ただ……、早朝リハーサルからきもの姿で走り回っていたので、十二単の前、司会をしていた時の写真が一枚も撮れませんでした……本当に残念😢
「きものサロン逸美」さんの上品な黒の付下げでした。

また、友人でもある ホテル木暮 の女将 木暮美奈子 さんも、美奈子さんならではの上品で清潔感のある付下げをステージで披露して下さいました。
美奈子さんも「きものサロン逸美」さんの 逸見早苗 さんにお見立て頂いたそうです。
私もリサイタルで何度か着装した「紫野やまざき 山嵜良彦 様」の作品です。
当日はバタバタ過ぎて、残念ながらツーショットが叶いませんでしたが、美奈子さんのきものは一際美しく輝いていました。

また、渋川市の市長 「髙木勉 様」、副市長 「伊勢久美子 様」もお越しくださいました。
観覧に来てくれた友人が髙木市長と以前お仕事上の関係があったそうで、友人の誘導で快く市長と副市長とも一緒に写真撮影もできました。Yさんありがとうございました。





























予想を上回るお客様にお越し頂き、大盛況でした。

皆さま、
本当に、ありがとうございました。
そして、お疲れ様でございました。