アジア映画巡礼

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2月のタミル語映画上映会

2015-02-06 | インド映画

南インド映画の上映会、今年の第1弾はタミル語映画です。早くも、2回分の上映会の予定が決まっています。今回も、Periploさんから情報をお寄せいただきました。Nandri!

『Yennai Arindhaal...』(2014/タミル語/意味:あなたが私を知っていれば...) 予告編


 監督:ガウタム・メーナン
 主演:アジット・クマール、トリシャー・クリシャン、アヌシュカ・シェッティ
■英語字幕付き
■日時:2015年2月11日(水・休)午後1時~ → 14日(土)午後5時15分~/16日(日)午後1時~
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ・彩の国Visual Plaza アクセス
■料金:大人2,400円
■主催者公式FB(英語) http://indoeiga.com/
■Periploさんの詳しいご紹介ページ。予約等の情報もそちらでご覧下さい。

『マダム・イン・ニューヨーク』(2012)のタミル語版で、ヒンディー語版のアミターブ・バッチャンにあたる役をしていたアジット・クマール。アミターブよりも「ヘンなおじさん」度が低くて、私的には好みでした。今回年を調べてみてびっくりしたのは、何と1971年生まれで、まだ43歳! もっと年上に見えますねー。確か『アショーカ王』(2001)ではシャー・ルク・カーンのお兄さん役をしていたように思いますが、若い頃から貫禄ありすぎだったとも言えます。これも今回調べてみてわかったのですが、ずっと「アジート・クマール」だと思っていたら、タミル語表記は「アジト・クマール」だったので、今回はPeriploさんの標記に倣って「アジット・クマール」にしました。


映画に関してはPeriploさんのご紹介を見ていただくとして(とはいえ、封切られたばかりでストーリー情報なども不完全のようです)、もう一つ余談を。この1月からやっとパソコンをウィンドウズ8.1に変えたのですが、不満だらけの使い勝手の中で、一つだけチョー便利なツールを発見しました。Wikiの言語が瞬時に変わるのです。たとえば、この作品の英語版紹介ページから、左手一番下にある言語「タミル」を選択すると、瞬時にタミル語版に変わります。ほかにインドネシア語版とマレー語版があるのは、タミル語映画作品ならではですが、これまでヒンディー語やタミル語のWikiを苦労して探していたのがウソのように便利です。ただし、インド諸語の版は簡単で、時として間違いがある、というのが難点ですけどね。ヒンディー語をお勉強中の方は、たとえば今上映中の『ミルカ』英語版Wikiヒンディー語版Wikiを見比べて、ヒンディー語学習にお使いなるなど、いろんなことができますよ~。


 

『Anegan』(2015/タミル語/意味:多変化人間) 予告編

 監督:K.V.アーナンド
 主演:ダヌシュ、カールティク、アマイラー・ダストゥール(タミル語表記では「ダーストゥールになっていますが、正しくはこちら)、アイシュワリヤ・デーヴァン、アーシーシュ・ヴィデャールティー
■英語字幕付き
■日時:2015年2月22日(日)午後2時~
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ・彩の国Visual Plaza アクセス
■料金:大人3,000円
■主催者公式FB(英語) http://celluloidjapan.com/
■Periploさんの詳しいご紹介ページ。予約等の情報もそちらでご覧下さい。

Periploさんのご紹介ページにダヌシュの詳しい紹介がありますが、昨年のIFFJでの『ラーンジャナー』(2013)上映により、日本でもファンが増殖中とか。そうでしょう、そうでしょう。私が初めて彼を見たのは2003年の『Thiruda Thirudi(男の子、女の子)』(下の右端のポスター)だったのですが、貧相と言っていい肉体とご面相だったにもかかわらず、何とも言えない魅力があって、そのブルース・リーばりのアクションと共にすっかり気に入ったのでした。本作ではどうやら様々に変わる人間を演じるようで、予告編にもいろんな姿で登場しています。ダヌシュ・ファンは必見ですね!


本作のもう一つの注目ポイントは、かつての2枚目俳優カールティクの久々の出演。下左の写真でダヌシュと並んで写っていますが、1980&90年代は結構人気があった男優です。Periploさんがご紹介ページで触れておられるように、1999年6月17日に放送されたNHKの番組「地球に乾杯・歌って踊ればみんなハッピー~映画大国インドの素顔~」の中では、結構長いフッテージで紹介されました。ちょうどウーティーでダンスシーンのロケをしていたので、その主演男優として登場したのです。その後21世紀になるとあまり名前を聞かなくなったので、どうしたのかな~、と思っていたところでした。予告編を見ると、結構若々しいですね。


 ところで、ダヌシュ・ファンならチェックしておきたい作品がもう一つ。『マダム・イン・ニューヨーク』のガウリ・シンデー監督の夫であるバルキ監督の最新作『Shamitabh(シャミターブ)』です。かのアミターブ・バッチャンと共演、Yahoo!の映画評でも星3.5という高評価を受けているこの作品、本日2月6日よりインドで公開されており、どのぐらい興収を上げるか要注目です。予告編はこちらですが、どこかきちんとした配給さんが買って下さらないかな~、とダヌシュ日本デビューを夢見つつ、今年も南インド映画の上映会に期待したいと思います。

 


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2 コメント

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Periplo様 (cinetama)
2015-02-10 23:38:48
緊急コメント、ありがとうございました。
こちらこそ、いつも情報をご提供下さり、お世話になっております。

送られてきた上映素材がNGだったのですね。そういうリスクもあるから、上映会運営は大変ですね~。
記事の方も訂正しておきました。

人気らしいダヌシュ主演作の方は、何もトラブルがないことを祈っています。
予約なさっている方は、公式FB等チェックをまめになさって下さいね。
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日程変更 (Periplo)
2015-02-10 23:14:47
いつもお世話になっております。

11日に予定されていたタミル映画Yennai Arindhaalですが、上映資材に不備があり、日程変更となりました。

同じ会場で14日(土)17:15~と、15日(日)13:00~の二回上映です。予約フォームが更新されましたので、確実にご覧になりたい方は再度の予約をお勧めします。http://indoeiga.com/booking.htm

直前の変更大変申し訳ございません。
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