アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

グレゴリ青山さんから「グレさんぽ」新刊をいただきました

2023-03-28 | 日常

相変わらず薬漬けの毎日。とか書くと、検索で引っかかって「お、ユ・アインの二の舞か」と思われるといけませんので(そんな有名でもないくせに心配だけ一人前)、気管支炎もどきがまだまだ治りません、と書いておきます。もう、チェンナイで風邪を引いてから4週間ちかくになります。咳はまだ出るし、昨夜は喉が腫れて、飲み薬に加えてシュッシュとやる喉の薬も服用中。仕事ができず、今日の昼間はベッドの中にいました。幸い、グレゴリ青山さんからステキなご本をいただいたので、ベッドのお供がいてくれてよかったです。こちらです。

「グレさんぽ」シリーズの3冊目ですね。お手紙には、「今回はインド映画のネタ少なめですが」と書いて下さっていたのですが、冒頭からインドの娯楽大作『SHOLAY(炎/ショーレー)』のシーンが登場、アムジャド・カーン演じるガッバル・シンと、ヘーマー・マーリニー演じるバサンティがそっくりさんで描かれていて、見入ってしまいました。この歌のシーンです。

Haa Jab Tak Hai Jaan | Hema Malini | Dharmendra | Amjad Khan | Lata Mangeshkar | Sholay (1975)

 

それと、ラストにはタミル語&マラヤーラム語映画ネタが。この映画です。

Oppam Official Trailer HD ll Mohanlal ll Priyadarshan

 

日本でも、映画祭上映された作品ですね。気になる方は、ぜひ「グレさんぽ コロナとか養蜂とか京都とか」(小学館1,480円)を買ってご覧になってみて下さい。アマゾン沼のサイトはこちらです。特に関西にお住まいの方は、「グレさんぽ」を読むと描いてある場所のあちこちに行きたくなりますよ。ミルクボーイが「滋賀やないかい」とネタにする滋賀県も、「これが目に入らぬか」とばかり「八日市」とか出てきますし。そういえば、大阪外大(現大阪大)でヒンディー語を勉強していた頃、同級生に八日市在住のNさんという女子学生がいて、大津絵のことなんか教えてくれたっけ。あれから50数年、Nさんはもうどなたかと結婚して八日市にはいないと思うけど(ていうか、「八日市市」自体が合併でなくなってしまい、今はこの本に書かれている「東近江市」になったのも、この本で初めて知りました)、色白でニコニコした顔をよく思い出します。何せ同級生の女性はクラスで3人だけ、和歌山在住のYさんと共に、3人はしょっちゅう一緒に行動していたのでした。50数年前のヒンディー語の授業なんて、当時のガリ版刷り教科書を見るとチョロいもんなのに、なんで留年までしかけたのだろう。ガリ版刷りの教科書って、と今の人には想像もできないでしょうね。色がすっかりあせてしまいましたが、こういう手書きの教科書だったのです。

これは序数詞(一番目の、二番目の...というアレ)の部分ですが、ちゃんとサンスクリット語の「プラタム、ドゥヴィティーユ、トリティーユ...」とかも教えて下さってたんですね。ううう、全然チョロいもんじゃなかった。谷村先生ごめんなさい! 「相変わらず君は!」と天国から叱られそうです。

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実は昨日は、上の写真の某所でインタビューしていただいていて、昔話をいろいろしたので、グレゴリさんの本が引き金となって昔を思い出したのかも知れません。某所のインタビューがまとまるのは2ヶ月ぐらい先になると思うので、またお知らせしますね。あ、喉が痛いのも、しゃべりすぎたせいかも知れないです...。あと、この先『ブラフマーストラ』関係のお仕事も入りそうだし、そろそろ完璧に体を治して仕事をせねば、という3月末、天気も明後日から回復しそうなので、がんばります。

<追伸:グレゴリ青山様>
1月末に前のパソコンがクラッシュして、グレゴリさんのメールアドレスがわからなくなり、お礼をすぐに言えなくてすみません。申し訳ないのですが、この記事を見て下さったら、メールをいただけると幸いです。

 

 


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4 コメント

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Unknown (グレゴリ青山)
2023-03-29 10:49:33
グレさんぽ、読んでいただいて、紹介していただいてありがとうございます~~!かぜ(?)長引いていますね。どうぞお大事にしてください。ガリ版教科書、しぶい!ーーと、いうか、すぐにこういう資料が出てくるところがもう、さ、さすがとしか言いようがない~~!資料保存整理の天才ですね!爪のあか下さい!!
あ、のちほどメールお送りしますね。(パソコンクラッシュ‼これもまた大変だ~~)
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グレゴリ様 (Cinetama)
2023-03-29 20:54:25
コメント、ありがとうございました。
また、メールでのご連絡もすみません。助かりました~。

今、ブログの拙文を読み返してみたら、「八日市」を「八日町」と書いていたりして、誤記多し、でした、すみません。まだ、半病人だったのかも。
教えていただいた「喉に蜂蜜」も試してみています。
「蜂蜜」⇒「ハチミチ」⇒「くまのプーさん」⇒「羽生結弦」....などとつい連想ゲームしながら蜂蜜をなめましたが、スケオタさん話もまた拝読したいです。
今年のどの大会だったかで、インド映画音楽メドレーで滑っている女子選手がいたのですが、録画しておかず残念!

では、これからもますます楽しいグレさんぽ@「月刊フラワーズ」を期待しています。昨年のシュエタさんみたいなネタ元さんが、また出てきてくれますように。
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Unknown (グレゴリ青山)
2023-03-31 10:15:15
お返事ありがとございます~~!その後具合はいかがですか?蜂蜜が効きますように!
フィギュア女子、インド映画音楽―――と、いうか、スラムドッグミリオネアでフリー演技をしたジョージアのアナスタシア・グバノワちゃんという選手がいました。曲の最後はラームリーラの曲でした。この前のさいたまの世界選手権の時にも来られてました。その時の動画が探せなかったけど、ヨーロッパ選手権の動画をhttps://www.youtube.com/watch?v=UQqHLObTBI4&ab_channel=FigureSkatingInsiderもっとたくさんの選手にボリウッドソングで演技してほしいですねー。
5月は久々に大画面でシャールクを拝めるのが楽しみです~!
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グレゴリ様 (Cinetama)
2023-04-01 01:37:59
またまたコメントありがとうございます。
フィギュアスケートの件まで、ありがとうございました。。
この選手だと思うのですが、私が見た時は「チクニー・チャメーリー」(リティク・ローシャン版『火の道』)の曲が一部使われていたような...。
https://www.youtube.com/watch?v=MQM7CNoAsBI
実は『ブラフマーストラ』でも「チクニー・チャメーリー」で子供たちとアーリヤー・バットが踊るシーンがあるのですが、「お、フィギュアスケートでも」と思った記憶があるんですよね...。

咳はいまだに夜寝ると出てきて、なかなか熟睡できません。蜂蜜のほか、友人が教えてくれた「キャベツサウナ吸引」(キャベツに熱湯掛けて、その蒸気を吸い込む)もやってみたんですが、古いキャベツだったせいか効果があまり感じられず...。
まあ、今のところ仕事もゆるゆるやればいい環境なので、気長に治すことにします。
ご心配かけてすみません~~~。
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