かつて『バーフバリ 伝説誕生』を2016年にいち早く上映して下さった京都ヒストリカ国際映画祭。まだ原題のまま『Baahubali: The Beginning』というタイトルでの上映ながら、東京国際映画祭とのコラボでプロデューサーのショーブ・ヤーラガッダさんをゲストに招いて下さったことは、以前こちらでお知らせしたとおりです。そして昨年も、前夜祭特別イベントとして、「バーフバリ<完全版>連続上映」が行われたりと、インド映画へのまなざしが熱いこの映画祭ですが、今年もインド映画を上映して下さることがわかりました。何と今回は、歴史ホラー映画だとか。下の作品『トゥンバード(Tumbbad)』です。
第11回京都ヒストリカ國際映画祭 公式サイト
『トゥンバード』
2018年/インド/ヒンディー語/109分/原題:Tumbbad
監督:ラーヒー・アニル・バルヴェー、エイディッシュ・プラサド(正しくは「アーデーシュ・プラサード」)
出演:ソーアム・シャー(正しくは「ソーハム・シャー」)、ハリシュ・カンナ、ロンジニ・チャクラボルティ
配給:The Festival Agency
上映スケジュール
11月1日(金)18:30ー
トーク:UE神〔映画評論家・オーガナイザー〕・ミルクマン斉藤〔映画評論家〕
11月3日(日)17:00ー
※『Tumbbad』というタイトルの意味がわからず、公開当時インド人も首をかしげたそうですが、ある記事によると、マハーラーシュトラ州にある村の名前なのだとか。独立前の1918年にその村で起こった出来事を描いているようで、詳しくは映画祭の作品紹介サイトをご覧下さい。予告編を付けておきます。
Tumbbad | Official Trailer 2018 | Sohum Shah | Aanand L Rai | In Cinemas Now
スター俳優は出ていませんが、ソーハム・シャーは、第25回東京国際映画祭2012のコンペ部門で上映されたアーナンド・ガーンディー監督作で、最優秀芸術貢献賞を受賞した『テセウスの船』に出演していた俳優です。アーナンド・ガーンディー監督は『トゥンバード』の脚本にも参加しており、そういった点を考えると、かなり期待できる作品では、と思います。ご覧になった方は、ぜひコメントで感想をお寄せ下さいね。