アジア映画巡礼

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3月のインド映画自主上映会

2016-02-26 | インド映画

Periploさんからいただいた情報ですが、何と3月5日(土)にインド映画の自主上映会が3つ重なってしまいました。詳しくは下を見ていただくことにして、諸般の事情により、今回から、インド人の各団体が主催している英語字幕でのインド映画上映を、「インド映画自主上映会」と呼ばせていただくことにします。「諸般の事情」は、いつか機会があればご説明したいと思います。

『Sethupathi(セードゥパティ)』(再上映)

Sethupathi-Tamil film poster.jpeg

(2016/タミル語/122分/英語字幕)

 監督:S.U.アルンクマール
 主演:ヴィジャイ・セードゥパティ、ラミャ・ナンビーサン、ヴェーラ・ラーマムールティ

Sethupathi poster 9Sethupathi poster 1

日時:2016年3月5日(日)午前 11:30~  →上映中止
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ・彩の国Visual Plaza アクセス
■料金:大人2,000円
■主催:Celluloid Japan HP 予約サイト

Periploさんの詳しいサイトはこちら。巷で噂のヴィジャイ・セードゥパティ、一度お顔を拝んでおいて下さい。今回は、ソングシーンの映像を付けておきます。

Hey Mama Official Promo Song | Sethupathi | Vijay Sethupathi | Anirudh ft. Blaaze | Nivas K Prasanna

 

『Maheshinte Prathikaram(マヘーシュの復讐)』

Maheshinte Prathikaaram.jpg

(2016/マラヤーラム語/121分/英語字幕)

 監督:ディリーシュ・ポータン
 主演:ファハド・ファーシル、アヌシュリー、サウビン・シャヒール

Maheshinte Prathikaram poster 1Maheshinte Prathikaram poster 6Maheshinte Prathikaram poster 3

■日時:2016年3月5日(日)午後 2:00~
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ・彩の国Visual Plaza アクセス

■料金:大人1,800円
■主催:Celluloid Japan HP 予約サイト

Maheshinte Prathikaram | Official Trailer | Fahadh Faasil | Dileesh Pothan | Aashiq Abu

Periploさん情報によると、「セードゥパティと同日に連続上映されます。デビュー監督の作品ですが、上質のユーモアが高く評価され現地でヒット中で、また最近ちょっと勢いのなかったファハドにとっても起死回生の一作となったようです」とのこと。2本立ててご覧になれますね。


『Katyar Kaljat Ghusali(心を貫く短剣)』


(2015/マラーティー語/161分/英語字幕)

 監督:スボード・バーヴェー
 主演:サチン・ピルガーオカル、シャンカル・マハーデーヴァン、スボード・バーヴェー、アムリター・カーンヴィルカル

Katyar Kaljat Ghusali (film).jpg

■日時:2016年3月5日(日)午後 2:00~
■会場:千葉県市川市、イオンシネマ市川妙典 アクセス
■料金:大人2,200円
■主催:Tokyo Talkies FB 予約サイト

Periploさんの情報によると、「マラーティー語音楽劇ナーティヤ・サンギートの名作として有名な同名の戯曲の映画化とのことです。シャンカル・マハーデーヴァンの本格的な俳優デビューとしても話題になりました。本格的な芸道ものの予感に期待が膨らみます」とのこと。

主役のサチン・ピルガーオカルは、1960年代は子役として、そして1975年の『炎』以降は青年スターとして活躍した人です。特に『炎』や『Geet Gata Chal(歌、歌いつつ)』(1975)の大ヒットで、童顔のさわやかなスター「サチン」として大人気となりました。1980年代以降は母語であるマラーティー語映画に出ることが多くなり、今では監督としても実績を残しています。上のポスターの上右側がサチンですが、おじいさん役をしても童顔ですねー。

上左側のシャンカル・マハーデーヴァンは、ご存じのように作曲家トリオ、シャンカル=エフサーン=ロイのうちの1人で、プレイバックシンガーやポップシンガーとしても有名です。さらに、これまで数多くのマラーティー語映画に出ているベテラン俳優スボード・バーヴェー(中央)が、初めて監督に転じた作品としても注目されます。スボード・バーヴェーは本作の前にも、『Balgandharva(天上の歌い手)』(2011)という芸道ものをヒットさせていて、こちらもなかなか見応えがあります。

マラーティー語映画の芸道ものは定評があり、人気ジャンルでもあるのですが、本作もヒットした模様で、上のポスターは「100日ロングラン」を記念したものとなっています。  

Katyar Kaljat Ghusali | Official Trailer | Shankar Mahadevan, Sachin Pilgaonkar

マラーティー語映画の自主上映も定着しつつありますね。新しい上映団体が誕生したりして、ますます賑やかになってきました。



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2 コメント

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Sethupathi上映取りやめとなりました (Periplo)
2016-02-29 14:49:29
いつもお世話になっております。せっかくご紹介していただいたのに大変に申し訳ないのですが、Sethpathiの上映は都合により取りやめとなってしまいました。

同じ主催者による同日のマラヤーラム映画『Maheshinte Prathikaram(マヘーシュの復讐)』の方は予定通りで、開始時間も変わらず14:00スタートです。

ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
返信する
Periplo様 (cinetama)
2016-03-01 10:13:04
中止のお知らせ、ありがとうございました。

こういった自主上映会は、常にいろんなリスクがついて回るので、直前の上映中止とかも仕方がないかも知れませんね。
ダブルヘッダーができなくなったのは残念ですが、お書き添え下さったマラヤーラム語映画だけでも、見に行かれる方があるかと思います。

Periploさんの、ボランティアでの上映会ご協力のお陰で、いつも助かっています。
今後とも、よろしくお願い致します。
返信する

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