アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

サワディー・カー

2012-08-08 | 旅行

サワディー・カー。突然ですが、バンコクにいます。しばらくブログを更新できなかったのは、出発直前の仕事に追いまくられていたためです。とりあえず、出講している大学のレポート採点と成績表作成は全部終わり(面白いレポートが多くて、「ほうほう、ふ~ん、よく書けてるなあ」とか言いながらがっつり読んでいたら、すっかり時間を取られてしまいました)、『カハーニー/物語』の字幕も字幕制作会社のスグレモノ担当者のおかげで何とか終わり(誤訳を見つけてもらってラッキーでした)、『オーム・シャンティ・オーム』の字幕の直しも、最後の最後はチェックして下さる某社の偉い方と字幕制作会社の凄腕トップの方におっつけてしまい(すみません...)、何とか出国できました。でも、一つ仕事を積み残してしまい、今からやらなくては、状態です。私は超グズ人間なので、旅行に出る前はいつもこんな状態になります。

そんなわけで飛んできたバンコク。乗るのはいつもキャセイなのですが、キャセイは乗るたびに食事内容がじりっ、じりっと落ちてきている気がします。香港-バンコク間は、ビジネス・クラスにアップグレードという思いがけない措置をしてもらったものの、昨年に比べると食事がガクンと貧弱になったような。毎年お盆の前後に行くため、席が混み合っていることから、割とよくビジネス・クラスに振り替えてもらえるのです。まあ、安い料金で乗って贅沢言っちゃいけませんね。

さて、バンコクです。日本よりよっぽど涼しい! 泊まっているのは上のホテルです。スクンヴィットというホテルがわちゃっとある地区にあり、朝食付きで1泊4000円ほど。ツインのとても広い部屋です。部屋には冷蔵庫、お茶のセット、ドライヤー、スリッパ、ガウン等が備えてあり、Wifiもこの通り。昨年泊まったホテルはネット環境が悪くて苦労しましたが、今回は万々歳です。このホテル、なぜかロビーには日本風庭園がしつらえられていたりします。朝食ビュッフェにも、下のように巻き寿司や味噌汁のメニューが。味噌汁は、右の具(豆腐、わかめなどと共に、なぜか紅ショウガも)を選んでカップに入れ、上からまさにミソ・スープをかける、というやり方です。確かに日本人宿泊客は多いのですが、そのためのサービスかしら?

私の朝食は下のようなものでした。ジュース2種と、焼きめしに野菜のうま煮2種、春雨いため、オムレツかと思ったらフレンチ・トーストだったものも乗っかってます。あと、ヨーグルト+果物に、デザートは果物(スイカ、パパイヤ、瓜)とコーヒー。

タイは高級ホテルに泊まらなくても、1泊5000円前後のホテルなら十二分に満足できるサービスが得られます。アジア全域がこれぐらいのホテル基準になってくれるといいのですが、これから行くシンガポールや香港のホテルは、料金は倍ぐらいしてかつサービス内容がぐんと落ちます。そう考えると、タイはありがたいですねー。

さて、今日は仕事があるためあまり出歩かないのですが、明日からは映画を見て、本屋を回って...という生活になります。やはり現地で映画を見ないと、どんな環境で映画が見られているのか、観客にどんな風に受け入れられているのか、どれぐらいの料金で、それはその国の物価から考えると高いのか、安いのか、そういったことがわかりません。というわけで毎年あちこち回っていますが、今回ショックだったのは、タイの英字紙にも映画案内広告が載らなくなったこと。昨年までは、SFとかの映画チェーン別に、わかりやすい広告が出ていたのに~。しょうがないので、これもネット検索です。さてさて、今回はどんな映画が見られるでしょうか。

 


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2 コメント

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Unknown ((カ)ミタニマキ)
2012-08-09 23:25:57
サワディカー!
もしかしたら、こちらにコメント書くのは初めてかもしれません。
バンコクのホテルの様子を拝見して、同じ東南アジアでもずいぶんちがうものだな……と思ったりしています。
最後まで健康に気をつけていらしてください。

きのう、『ラ・ワン』に行ってきました。
とにかくヨカッタです……!!!!!!!!
実はもっとぱっとしないかとおそれていました。
ブログにレビュー書いたので、お目汚しですが。

http://apakaba.exblog.jp/18322272/
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(カ)ミタニマキ様 (cinetama)
2012-08-10 02:39:00
スラマト・マラム。アパ・カバル? 初コメント、ありがとうございました。

ブログも拝見、力作の「ラ・ワン」紹介ですね! そんなに泣いたんだ~、ともらい泣きはしませんでしたが、もらい感動をしてしまいました。
シェーカルはラーマ王子ですか、なるほど。そうすると、ラーマを助けたハヌマーンのキャラは、プラティークが担っているのかも知れませんね。いろいろ解釈もできて、面白い映画です「ラ・ワン」。
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